腰が痛くて朝起きるのがつらい方は、多くいらっしゃいます。
朝起きたときに腰が痛くなるのは、とても辛い思いですよね。
朝の腰痛は、寝返りをあまりせずに一晩中寝ていたために、血流が悪くなり筋肉が緊張して硬くなってしまったことが原因とされています。
このような腰痛は、柔軟性が低下している場合に特に現れやすく、歳をとるにつれて痛みが強くなることがあります。
しかし、腰痛は年齢に関係なく、若い人でも発症することがあります。
腰痛で悩んでいる方は、まずは原因を把握し、早めの対策を取ることが大切です。
今回は朝起きた時に腰が痛くて起きれない方の原因と対策。そして簡単にできるストレッチをご紹介致します。
朝起きた時に起こる腰痛の本当の原因を知っていますか?
朝の腰痛の原因は、寝返りせず一晩中寝ていたために、血の流れが悪くなり筋肉が硬くなってしまったことが主な要因とされます。
また、寝姿勢に問題がある場合やマットレスが硬すぎる場合、そして加齢による骨粗しょう症や脊柱管狭窄症などの疾患も原因となり、腰痛を引き起こすことがあります。
適切な寝具選びや睡眠環境の改善、運動などの対策をすることで、腰痛を予防することができます。
簡単にできる対策で、朝の腰痛を軽減しよう!
朝起きたときに腰が痛い人は、猫のストレッチを試してみましょう。
このストレッチは、腰回りの筋肉をほぐして、朝の腰痛を軽減する効果があります。
猫のストレッチの方法は簡単です。
まず、四つんばいになります。
次に、手を床について、背中を丸めます。
このとき、お腹を引っ込め、背中を丸めるイメージで行います。
そのまま10秒ほどキープし、ゆっくりと元の姿勢に戻します。
続いて、手を上に伸ばして背中をゆっくりと伸ばします。
そのまま10秒ほどキープし、ゆっくりと元の姿勢に戻します。
このストレッチを2~3回繰り返してみてください。
猫のストレッチは、寝起きの腰痛だけでなく、長時間座りっぱなしで腰が痛くなったときにも効果があります。
朝起きたときの腰痛を軽減するだけでなく、日中の腰痛も予防することができます。
まとめ
朝起きたときに腰が痛い人は、以下のポイントを押さえて腰痛対策に取り組みましょう。
・朝起きた瞬間から腰が痛い人は、ベッドの寝心地を見直してみましょう。
硬すぎず、柔らかすぎず、自分に合った寝具を選ぶことが大切です。
枕の高さも寝返りを打ちやすいものを選ぶことが良いでしょう。
・朝起きた時に起こる腰痛の原因は、筋肉の硬直や血行不良が考えられます。
猫のストレッチを行うことで、腰回りの筋肉をほぐして朝の腰痛を軽減することができます。
・腰痛が続く場合は、整骨院での施術を受けることをおすすめします。
朝の腰痛は、軽度なものであれば自己対処で改善することができますが、悪化して痛みがひどくなってしまうと、生活や仕事にも影響がでますよね。
そうなってしまう前にきちんとした専門家に診てもらうことをお勧めします。
お近くに信頼できる治療院があれば、そこで相談にのってもらってください。
もし、たつの市で腰痛でずっと辛くてお困りの場合は、当院でも腰痛に特化した適切なアドバイスや治療を行っておりますので、一度ご相談くださいませ。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》