こんにちは、フジイ整骨院の院長の藤井敦志です。
今回は、スノーボードで首を痛めた時、最初にやるべき対策と、その後のアフターケアについてお話ししたいと思います。
スノーボードは、冬の楽しみのひとつですが、転倒した時の衝撃で首を痛めることがあります。
首は重要な部位で、たくさんの神経や血管が通っています。
首を痛めると、頭痛やめまい、吐き気などの症状が出ることもあります。
そこで、スノーボードで首を痛めた時には、どのように対処すべきなのでしょうか?
目次
<スノーボードでの首の痛み。その原因とは?>
スノーボードで首を痛める原因は、主に以下の2つです。
転倒時の衝撃
スノーボードは板に両足を固定し、体を横向きにして滑るため、転倒した時に受け身が取りにくいです。
そのため、頭や首に強い衝撃が加わり、筋肉や靭帯、骨などが損傷することがあります。
特に、頭を後ろに反らせるような転倒は、首の骨や神経に大きな負担をかけるため、注意が必要です。
筋肉の疲労
スノーボードは、バランス感覚や体幹の筋力が必要なスポーツです。
特に、初心者や久しぶりに滑る人は、首や肩の筋肉を緊張させてしまいがちです。
その結果、筋肉が疲労し、痛みやこりを引き起こすことがあります。
<スノーボードで首を痛めた!まず最初にすべき対処は温める?冷やす?>
スノーボードで首を痛めた時、最初にすべきことは、以下の3つです。
痛みの程度を確認する
首を痛めた時には、まず自分の痛みの程度を確認しましょう。
軽い筋肉痛やこりなら、自分でマッサージやストレッチをして様子を見ることができますが、激しい痛みやしびれ、動かすと痛む場合は、すぐに医療機関に行く必要があります。
また、頭痛やめまい、吐き気などの症状がある場合は、脳や頚椎に重大な障害がある可能性があるので、慌てずに救急車を呼びましょう。
氷で冷やす
首を痛めた時には、できるだけ早く氷で冷やすことが大切です。
氷で冷やすことで、炎症や腫れを抑えることができます。
氷はタオルなどに包んで、首に当ててください。
直接肌に当てると凍傷の恐れがあります。
氷で冷やす時間は、10分から15分程度が目安です。
冷やしすぎると血流が悪くなるので、注意してください。
固定する
首を痛めた時には、首を動かさないように固定することも効果的です。
固定することで、首の筋肉や靭帯に負担をかけないようにすることができます。
固定する方法は、ネックカラーを使うか、タオルやマフラーなどで首を巻くか、などです。
ただし、固定しすぎると筋肉が硬くなるので、適度な緩さで固定しましょう。
<スノーボードで首を痛めた!その後の対処。ストレッチしていいの?>
スノーボードで首を痛めた後の対処法は、以下の3つです。
温める
氷で冷やした後は、炎症がおさまったら温めることがおすすめです。
温めることで、血流を促進し、筋肉の緊張をほぐすことができます。
温める方法は、湯船につかるか、温湿布やカイロなどを使うか、です。
温める時間は、15分から20分程度が目安です。
温めすぎると炎症が再発することもあるので、注意してください。
マッサージやストレッチをする
温めた後は、マッサージやストレッチをすることで、首の筋肉の柔軟性を高めることができます。
マッサージは、首の痛みのある部位を指で刺激してください。
人差し指から小指の4指を使って、患部をさするように動かしてみましょう。
その際、強く押さないように気をつけましょう。
ストレッチは、首をゆっくりと前後左右に動かしたり、耳を肩に近づけたり、顎を胸につけたりしてください。
どの動きも15〜20秒程度反動をつけずに行いましょう。
マッサージやストレッチは、痛みを感じない範囲で行ってください。
無理にやると悪化するので、注意してください。
姿勢を正す
首を痛めた後は、姿勢を正すことも大切です。
無意識に痛めた部位を動かしたくなくて、歪んだ姿勢をしてしまうことが多いです。
姿勢が悪いと、首に余計な負担がかかり、痛みやこりを引き起こすことがあります。
姿勢を正す方法は、背筋を伸ばし、肩を下げ、顎を引くことです。
また、長時間同じ姿勢をとり続けないように、こまめに休憩をとって、首を動かしたり、ストレッチをしたりしましょう。
<スノーボードで首を痛めた!ピリピリ腕が痺れたりして長引く場合の対処法>
スノーボードで首を痛めた場合、長引く場合の対処法としては、医療機関に行くことが大切です。
しかし、軽い痛みやこりだと思って放置していたら、症状が悪化したり、長引いたりすることがあります。
首の痛みやこりが1週間以上続く場合や、痛みが強くなったり、しびれや麻痺が出たりする場合は、適切な医療機関に行ってください。
スノーボードで首を痛めた場合、長引く場合の対処法として、フジイ整骨院でも施療しております。
初めの負傷から長引く場合、体の歪みが生じている場合があります。
歪みをそのままにしていると、体の中心を通る神経や血管の流れを悪くして、さまざまな不調をきたす恐れがございます。
当院では、首の痛みやこりの原因をしっかりと把握し、あなたに合った施術を行います。
また、自宅でできるストレッチやエクササイズ、姿勢の指導なども行います。
当院では、首の痛みやこりだけでなく、肩こりや腰痛、ぎっくり腰、五十肩、スポーツ障害などの様々な症状に対応していますので、詳細は当院のWebサイトをご覧ください。
以上、スノーボードで首を痛めた時、最初にやるべき対策と、その後のアフターケアについてでした。
スノーボードは楽しいスポーツですが、首を痛めないように注意しましょう。
もし、首を痛めたら、この記事を参考にしてください。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。ありがとうございました。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》