慢性的な肩こりでお困りの方へ

院長 藤井敦志

私は平成16年にフジイ整骨院を開院してこれまで多くの慢性的な肩こりに悩まれている方をみてきました。その中でほとんどの方がおっしゃっていたのが「しんどくなったらマッサージに行って、やってもらった時だけ楽になります」という言葉でした。

また、「肩こりがひどくなった時には頭痛が出てくるので頭痛薬を飲んでしのいでいます。だけどその薬もどんどんきついものに変わってきてだんだん効かなくなってるんです」という言葉を多く聞いていたのです。

お気づきだと思いますが、肩こりはいくらもんでも根本から改善することはありません。

もんでもらったときに快楽を得ることはできます。「やってもらった時は気持ちいい」というのは、もんでもらうと脳からエンドルフィンという快楽を感じる物質がでてきますので、それによって楽になった気になるということです。

当院で治療された患者さんの中には、ずっと頭痛薬に頼っていた肩こりが最近は薬を飲まなくても普通に生活ができるようになったという方や、ずっと病院で首がまっすぐ(ストレートネック)と言われて首の牽引を続けてきたけどここにきたら牽引を続けてきた日々はなんだったんだろうとおっしゃる方もいらっしゃいました。

長年にわたって肩こりや頭痛の患者さんを診てきた中で、はじめはわたしも緊張している筋肉をもんだり押したりしていかにして緩めるかということだけに注目して治療を行ってきましたが、それだけでは筋肉を硬くすることを繰り返すだけで患者さんのためになっていないことに気づいたのです。今では体全体のバランスから整えることによって、薬から解放されたというような声が聞かれるまで肩こりの症状を改善することができるようになりました。

どのような考えで当院が肩こりの治療を進めているのか。ぜひお読みいただいてあなたの肩こりが治らない理由に気づいていただければと思います。

肩こりがいつまでも治らない原因は?

  1. じっとする時間のほうが長くありませんか?
  2. マッサージで強くもんでもらったり自分でゴリゴリしていませんか?
  3. 薬ばかりに頼っていませんか?

1.運動不足による血流の低下

現代人は慢性的な運動不足と言われています。机の前で仕事をされる方であればつい集中してしまって2時間以上じっと座ったままということも多いでしょう。また、立っている時間が長いお仕事をされている方でも毎日同じ動作の繰り返し、または動く距離が決まっているというのがほとんどではないでしょうか。

人の体は動かしているところは動くようにできています。逆に動かさないところは衰えるようにできています。じっと机に座ってパソコンの作業を長くしている人はその姿勢を維持するための筋力はキープされますが、それ以外の体を支えるための大事な筋肉は衰えているのです。

筋肉は血の巡りによって動きをよくします。衰えた筋肉は血の巡りが悪くなるのでどんどん硬くなっていきます。それが肩こりの原因のひとつとなるのです。

例えばゴリゴリの筋肉をもっているラグビーの選手。特にスクラムを組んでいるフォワードの選手(最前列にいる選手)は肩こりを一切感じないといわれています。パッと見には肩が凝ってそうですが、発達した筋肉には潤沢な血の流れがあるので肩こりとは無縁なんですね。ラグビー選手ほど運動する必要はありませんが、1日合計で30分くらいしっかり手をふって歩くというくらいは最低必要です。

2.ゴリゴリもむようなマッサージ

肩こりを感じている方はマッサージに行ったり、街のもみほぐし屋さんやお風呂のマッサージを受けたりされる人も多いでしょう。または自分の手がつい肩にまわってゴリゴリもんだり、まごの手のような器具を使ってグイグイ押し込んだりしませんか?

やってもらったすぐ後は気持ちよくてすっきりします。「気持ちいい」という感覚は脳から痛みをやわらげる信号がでるので一瞬楽になるのです。しかし、その感覚は長く続かないばかりか筋肉に傷をつけることになり、その傷はまた筋肉を固くさせてしまっているのです。そんなことを繰り返すうちにどんどん強い刺激がほしくなって、マッサージ屋さんの指をこわすことになり「この硬い肩すごいですね」なんて言葉をかけられてしまうことになります。

硬い肩をゴリゴリもんでしまうことはあなたの肩をどんどん強靭な体に作り上げてしまうことになっているのです。

3.薬ばかり飲んでいる

頭痛まで感じるような強い肩こりの方は病院に診てもらうこともあるでしょう。その際の痛み止めとして病院でもらう薬は、初めは軽いもの(ロキソニンなど)から始まり、それが効かないとなるとどんどん強い薬に変わってくるでしょう。しまいにはその頭痛は肩こりじゃなく自律神経失調症だからと睡眠薬まで加えられてしまうこともあるかもしれません。

薬が絶対いけないということはありません。実際症状によっては私も「薬を飲みながらすすめていきましょう」と提案することもあります。いけないのは薬をどんどん上乗せしていってしまうことです。体は「耐性」といって、ある刺激になれてしまうとそれ以上の刺激にしか反応しない性質があるので、強い薬にしか効き目を持たなくなってしまうのです。

ちなみに当院で治療を続けていくと体の反応が通常にもどっていくので「薬の効き目もよくなってきた」という声を聞くこともあります。これらの理由からあなたの肩こりはましになってはひどくなるというループを繰り返していたのです。

肩こりの本当の原因とは

ここまで肩こりが治らなかった理由を述べてきましたが、ここからは本当の肩こりの原因について述べていきたいと思います。

  1. 日常の姿勢
  2. ストレス
  3. 体の歪み・バランス異常

1.日常の姿勢

日常生活を送る上で同じ動作やじっとしてしまうことによって肩こりができてしまうことは前述した通りです。ではどんな姿勢が肩こりを作っているのでしょう。

人間は自然にしていると肩が少し前に丸くなっているようにできています。背中も少し丸くしている方が楽だという方が多いでしょう。それは人間の進化でもわかるように自然な形だからです。しかし、楽だからといって長時間そして何日も同じ姿勢をとっているとそれは筋肉を固めてしまうことになります。スマートフォンの影響もそうです。電車に乗っているとほとんどの人が下を向いてスマホをしています。まっすぐ目線でスマホを見ている方はほとんどいないですね。

日常の姿勢には筋肉を硬くしたり神経の流れを悪くする原因がたくさん隠れています。

2.ストレス

現代病と言われるストレス。ストレスによって体を悪くされている方は年々増えているように思います。最近では慢性的な腰痛がストレスによる脳の反応であると有名な学会でも発表されたほどです。職場の環境、家庭の環境、さまざまなストレスが長期にわたってかかってくると、脳からでている痛みをやわらげる物質が減ってくることになり、普通なら感じないような痛みでも感じやすくなるのです。

よく美容室などで肩を触ってもらって「肩こってますね〜」と言われても「そんなにこってないんですけど」という人は、筋肉は硬くなっているけどストレスがあまりないので『痛い』という感覚にまで至っていないのでしょう。ストレスを受け続けることは痛みを感じやすくしているのです。

3.体の歪み・バランス異常

体はひとつのつながりでできています。肩は肩、腰は腰で別々にあるわけではなく、神経も筋肉も関節も互いに影響し合っています。肩がこった時の体の傾きはどうなっているでしょう。

ほとんどの方は背中が丸かったり骨盤が傾いていたり、左右の肩の傾きが違っていたりしています。体が歪むことは神経の流れを悪くしていることにつながります。東洋医学のツボの刺激で足に鍼やお灸をしているのに肩が動きやすくなったり、首が回しやすくなったりするのを見たことがあるでしょう。ツボの話になるとひとことで終わらないですが、体がつながっているという証明にはなります。体の歪みはすべての症状の根本につながるのです。

当院ではそんな体のかたよりを整えることによって全身的な調子を取り戻しながら、部分的な筋肉の硬さにもアプローチすることが可能となります。

当院の肩こり治療

当院の肩こり治療

当院では体全体の筋肉・関節や血流、神経の流れを整えつつ、肩こり・頭痛の改善に導く総合治療をおこなっています。

ドイツ製電気治療器ハイチャージにて全身を細胞レベルで本来の体のいい状態にまでもどしたのちに、鍼治療にて筋肉をゆるめ、体を乱している背骨や骨盤を整体で整えます。体を整えながら肩こりの原因となる肩甲骨周りの筋肉群にピンポイントにアプローチしますので、日常生活をしながら正しい姿勢をとりもどし、徐々に肩こりにならない体へと導くことが目的となります。

そのために治療にて体を整えながら自宅での気をつけてほしい注意点などをお伝えします。治療と少しのあなたの改善ポイントを続けていただくことでストレスのない明るい生活を送っていただくことができます。

肩こりの悩みが改善された患者様

「よくなっていることを実感しています」

肩こりの患者様の声1

たつの市 34歳 事務職

Q.当院を知る前、どんなことで悩んでいましたか
左首の痛み・頭痛・めまい
Q.当院のことを何で知りましたか
ホームページ(「ストレートネック」でキーワード検索)
Q.実際に利用された率直な感想をお聞かせください
肩や首の張りがとれ、回りにくかった首も回るようになりました。
頭痛薬を飲むことも減り、よくなっていることを実感しています。

「痛み止めの薬を飲まなくてもよくなって安心できました」

肩こりの患者様の声1

佐用町 21歳 会社員

Q.当院を知る前、どんなことで悩んでいましたか
左肩の痛み、ピリピリ、ジンジン、チクチク
Q.当院のことを何で知りましたか
看板、ホームページ、前に一度来院していいなと思ったから
Q.実際に利用された率直な感想をお聞かせください
肩の痛みも楽になり来てよかったと思いました。
痛み止めの薬を飲まなくてもよくなって安心できました。また何かあったら来たいと思います。

肩こり治療の流れ

1.問診

問診

当院では問診を大事にしています。あなたの日常生活など少し細かなところまでお聞きしますので、肩こりに関係のないことでもこれまで体に起こった小さな変化も遠慮せずお話ください。自分では気がつかなかったことも話しているうちに肩こりの原因になることも多々あります。
職場や家庭環境などからも肩こりの原因につながることが多いことはお伝えした通りですので、なんでもいいのでお話しください。

検査

検査

肩こりの原因となる筋肉の硬さ、関節の動き、背骨や骨盤の傾き、などさまざまな角度から検査を行います。

治療

当院では電気・鍼・整体の3本の軸を用いて「全身」と「局所」の治療を行う総合治療をおこないます。

ハイチャージ療法

ハイチャージ

ドイツ製微弱電療器「ハイチャージ」を利用し、細胞レベルでの体の変化を狙います。それによって細胞が活性化するので自然治癒力を高めることができ、その後の鍼・整体の効果を高めることが可能になります。

トリガーポイント鍼療法

トリガーポイント鍼治療

肩こりの筋肉に対するポイントに鍼を施術します。その際神経痛のような「ズキューン」とくる関連痛が起こります。それがトリガーポイントなのでこの活性をしずめることで痛みを軽減することができます。

整体

整体

体の歪みやバランスの異常を整えながら筋肉・関節の痛みの改善をする整体です。
生活をしながら正常な体の動きを取り戻すことを目的とします。

治療計画

治療計画

治療をおこなったのち、調整されたあなたの体を保っていただくために、生活の中で気をつけていただくことと簡単なエクササイズをお伝えさせていただきます。少しずつ自分の本来の体に戻るためにしばらくしてからまた検査させていただきます。

ご予約はお早めに

当院は完全予約制です

お早めのご予約を

当院では一人一人の患者様にあった治療方針で進めていくためにゆっくりお時間をいただいております。また当院は治療を院長が一人で行っているために1日で施術できる人数に限りがございます。そのために完全予約制を取らせていただき、ご予約をお電話またはインターネットでお取りいただく必要がございます。

当日や次の日などは予約が埋まっていることが多々ございますので、お早めにご予約をお取りいただきますようお願いいたします。

(「ホームページを見た」とお伝えください)

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LINE@にご登録いただきメッセージを送っていただくと、直接お問い合わせやご予約をお取りすることができます

あなたの肩こりが少しでも早く改善し、快適な生活が送れて笑顔を取り戻せるよう全力で治療してまいります。

(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ師 藤井 敦志)