目次
はじめに
こんにちは。たつの市フジイ整骨院 院長の藤井です。
今回は何度も繰り返す腰痛でお困りの60代女性Yさんのお話です。
Yさんは腰痛を感じ出したのは20代の頃から。
その度に注射をしたり、薬を飲んだりして凌いでいました。
ここ数年はぎっくり腰なども繰り返すようになり、整体や接骨院で電気やマッサージを受けていたそうです。
それでもましになったり、また痛くなったりを繰り返す日々。
今年に入ってからはその頻度も多くなってきて動けなくなる日もあったそうです。
とうとう病院で出されたのはボルタレン。痛み止めの中では強い部類に入ります。
薬でお腹を壊すこともあったくらいなので、このまま飲み続けていくのも不安が大きかったそうです。
そんなYさんですが、今は普通に仕事や生活も送れるようになり、先日はこれまでほとんどできなかった畑仕事も楽にできて、
次の日も痛みなく過ごせたとお喜びの声をいただきました。
Yさんの腰痛を長引かせていたのは何だったのか。
どのようにして改善していったのかをお伝えしましょう。
気づかない体の歪み、写真で見える劇的な変化
Yさんのお体を診させていただくと、それほど筋肉の緊張が強いわけではないし、可動域もそれほど狭くなっているというわけではないことがわかりました。
治療では体の歪みを整えて、前の体の状態と見比べていただくことをしてみたところ、しっかりと整って変化が現れてきています。
写真を撮って変化を見ていただいて、Yさんは驚きます。
自分ではそれほど動きが良くなっていることに気づいていませんでした。
薬の摂取量増加が意味すること 〜体からのSOSサイン〜
人間の体は血液と神経の流れが重要な役割を果たします。
血の流れが悪くなると体は硬くなるし、硬くなると神経の流れも悪くなります。
体の位置を感知するのも神経の流れが関係しています。
Yさんは痛みが強くなるたびに痛み止めの薬が強くなったり、服用する数が増えたりしていました。
神経の流れが悪くなると、体の位置や動きを感知する能力が鈍くなっている可能性があり、Yさんはわかりにくくなっていたのかもしれません。
畑仕事も怖くない!体の変化を実感した瞬間
3、4回目の治療時には徐々に体の位置もよくわかるようになってきたのか、「あ、さっきより動いた!」とおっしゃることが増えてきました。
その頃には腰の調子も徐々に良くなり、一日立ち仕事をやってもうちに帰って動けないという症状も無くなっていました。
そして、今回畑仕事で芋掘りを長くやった後に、いつもだったら次の日立てないくらいになるところ、
普通に生活ができていることを驚いて私に教えてくれたのです。
徐々に薬の効き目も変わってきて、少ない量でも効き目がよくわかるようになってきて
今では痛み止めの薬はほとんど飲まずに生活できるまでに回復しています。
【私も鈍くなってる?】自宅で簡単!セルフチェック法
それでは体の状態が歪んで鈍くなっているのかどうかのチェック方法をお伝えしましょう。
足の指触知テスト
1.仰向けで寝転がり、目を閉じます。
2.誰かに足の指の一部(親指・小指など)を触ってもらいます。
3.どの指を触られたかを答えます。
確認ポイント: 指の位置を正確に感じられるかがわかります。触られた場所を誤る場合、位置感覚や神経の伝達に問題がある可能性があります。
ただし、これは脳に感覚を伝える検査でもあります。
触った場所を確認して間違ったところを修正するだけで、体が良くなるような変化が現れますので、そのためにもやってみてください。
検査前
右足首に硬さが見つかります
検査後
足首の動きが両方同じになります
この検査を行って全然わからないなと感じるようでしたら、感覚が鈍くなっている可能性があります。
治療をすることで感覚を取り戻していくと良いでしょう。
一つの目安としての検査法ですので、これが全ての感覚を悪くしているわけではありませんのでご注意ください。
長引く腰痛で薬が手放せない。病院でもらう薬がどんどんキツくなってきて不安だ。
そのような方は一度お体の歪みの状態を見ていただくことも一つのきっかけになるかもしれません。
当院でも体の歪みをチェックして、整える必要がある方には治療を行なっておりますので、ご相談いただければと思います。
Q何が決め手で当院を受診されましたか?
ホームページを見て信用ができる先生だと思いました。
Qどのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
慢性的な腰痛で整形外科でもよくならない。
Q実際に受診されて良かったことを書いてください。
お世話になって3ヶ月ほどになりました。
今までほとんどできなかった畑仕事(芋掘り)をしましたが、その後の腰痛もほとんどなく過ごすことができています。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》