こんにちは。たつの市フジイ整骨院の院長藤井です。
先日首の痛みを訴えて来院された40代男性の患者さんが改善されたストーリーを紹介させていただきます。
多くの方が首の痛みで長くお困りだったという声をお聞きします。
首の痛みでお悩みで、病院に行ってストレートネックと言われたけど何も対処してくれなかった。
ずっと様子を見てたけど首の痛みから手の痺れや力が入らないなどの症状が出てきて困っている。
という方は参考になるかと思いますので、最後までお読みくださいね。
首の痛みに関してはこれまでもブログで紹介しておりますので、こちらも参考にしてみてください。
https://fujii-hone.com/archives/693
目次
何かが違う!首に感じた違和感が1ヶ月経っても痛みと痺れが取れず我慢し続けた結果
40代の男性でお仕事はデスクワークをしながらよく動くこともあるお仕事。
肩こりなどは以前からよく感じることがありました。
たまに肩や首の痛みを感じて生活をしていた中で、ある日飲み物を飲もうとして上をむいた時にコキッとなって強い痛みが出てきたそうです。
それからしばらくして手の痺れや指の力が入らないなどの症状が出てきました。
病院に行って調べてもらったら、特にレントゲンなどの所見はなくストレートネックがあると言われ、薬などを渡されて様子を見るように言われました。
この症状はストレートネックだったのでしょうか。
指の力が入らない。ストレートネックと診断されてどうしようもない日々。
普段も少し辛い症状があると整体などに行って治療を受けることがあり、それくらいでよくはなっていたのですが、今回はそれでは良くならないまま1ヶ月。
ストレートネックだからこのまま放っておくしかないのか?
一生このまま我慢し続けないといけないのかな?
そんな不安と戦う毎日。
指の力が入らないとなるとヘルニアか何か骨の異常などを想像しますよね?
しかし、レントゲンには所見が出ていない。
同じような症状を経験された方は少なくないのではないでしょうか。
そこに隠れていた原因とは〇〇だった
結論から言いますとこの方は初回の治療後から徐々に変化が出始め、2回目には首の痛みは半分に。
3回目の治療時には「手の痺れもほとんど感じないし、普通に頭も上げられるようになって生活には支障がありません」というほどまで回復しました。
では何が原因だったのでしょうか?
それは 背骨の動きの悪さ だったのです。
姿勢が悪い→長く続くと固まりやすい→首を上げにくくなる→無理に動かそうとすると負担がかかる
ストレートネックは背骨の硬さが起こしていたために起こした一時的な症状だったのです。
なぜ病院でそう言ってくれなかったの?
病院での診断に間違いはありません。
病院ではレントゲンなどの画像診断、血液検査などの数値からの診断、可動域など理学検査と様々な検査を元に診断を下されます。
私たちのような治療家はそれらからの判断ができないため、触診、問診などのお時間を長くお取りして他の原因を細かく探すしかありません。
つまり、病院で治療する範囲ではなかったというだけのことです。
どこに行ったらいいかどうやって決めたらいいの?
ご自分の首の痛みがいつもと何か違う。
なんか変な痛みや症状が出ている。という場合は迷わず病院で詳しい検査を受けていただくことをお勧めいたします。
その上でどこも異常はないと診断された場合は、当院のような国家資格を持つ治療院で筋肉・関節を診ていただくことが良いでしょう。
どこが原因かわからない首の痛みを改善するためのキーポイント
治療する上では首をあまり触りすぎてはいけません。
自分でストレッチをしてほぐす方が良いと思われがちですが、長く辛い症状の場合にはまずは体の全体の動きを取り戻すことから始めるべきでしょう。
①まずはしっかり下半身から動く
②背骨と股関節を動かせる
③肩甲骨を動かせる
などの手順を踏むことが良いとされます。
この方の治療ではまず体のバランスを取り戻す治療を施していくことから始めたので、初回ではほとんど首を触ることがありませんでした。
それでも2回目に来院されたときには随分動きを取り戻されていました。
2回目以降から首の関節を緩める治療を入れることでさらに改善は早くなりました。
今では月に一回のメンテナンスを施すだけで状態を維持できるまでになり、
以前よりも肩こりや頭痛の回数も減ってきているということです。
いかがでしたでしょうか?
ストレートネックと診断されたけど何もできず困っていた、という方が改善する方向性が見つかったと思われたのであれば嬉しく思います。
次回は具体的に首の痛みの原因を探すチェックポイントと簡単対策についてお話しさせていただきます。
当院ではこのようにどこに行っても改善してこなかった、どこにいけばいいのかわからなかったと思われた症状の方に少しでも良くなれる方向が見つけられるよう、しっかりお話をお聞きして治療方針をお決めいたします。
お悩みの症状がありましたらご相談ください。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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