目次
はじめに
皆さん、こんにちは。フジイ整骨院の院長、藤井敦志です。
年末の楽しい忘年会シーズンが近づいていますね。
美味しい食事と共に、お酒も進みがちですが、翌朝の頭痛に悩まされることも。
私もお酒が大好きで飲みすぎてしまうことも多いので、二日酔いは本当に辛いですよね。
このブログでは、お酒を楽しむ皆さんに、翌朝快適に目覚めるための対策をご紹介します。
忘年会の飲み過ぎが頭痛を引き起こす原因
飲み会での楽しいひと時は、時に翌朝の頭痛という代償を伴います。
では、なぜお酒を飲み過ぎると頭痛がするのでしょうか。
主な原因の一つが、アルコールが肝臓で分解される過程で発生するアセトアルデヒドです。
アセトアルデヒドには毒性があり、これが体内に蓄積することで頭痛を引き起こすことがあります。
また、お酒に含まれる成分が血管を拡張し、これが頭の神経を刺激して頭痛が生じることもあります。
このように、お酒を飲むことによって生じる体内の化学反応や血管の変化が、頭痛の直接的な原因となるわけです。
しかし、これらの知識をもっていれば、対策も立てやすくなります。
二日酔いの頭痛を和らげる水分補給のコツ
お酒をたくさん飲んだ次の日、頭がガンガンすることありますよね。
これは体が「脱水状態」になっているからなんです。
アルコールは利尿作用を持っていて、体の水分をどんどん外に出してしまいます。
特に塩分の多いおつまみと一緒に飲むと、さらに水分が必要になります。
だから、二日酔いの時は、まずは水分補給が大事なんです。
では、どんな飲み物がいいのでしょうか?水やお茶もいいですが、スポーツドリンクがおすすめです。
これには糖分やミネラルがバランスよく入っていて、体に必要な電解質を補うことができます。
甘味があるから飲みやすく、体内での水分保持力も高いんです。
スポーツドリンクの中には、疲労回復に役立つクエン酸やアミノ酸、ビタミン類が入っているものもあります。
でも、飲み過ぎには注意が必要です。
スポーツドリンクに含まれる糖分を取りすぎると、かえって体に良くないこともあるからです。
ですから、スポーツドリンクを飲む時は、ほどほどにしましょう。
また、アルコールを分解するのに使われるビタミン類を補うためにも、飲酒後にビタミンを含む食品を摂るといいでしょう。
飲み過ぎた後の頭痛には、これらのポイントを押さえて、上手に水分補給をしてくださいね。
睡眠と栄養で回復を早める方法
お酒を飲んだ後の体は、特に睡眠と栄養が必要です。
お酒を飲んだ夜は、睡眠不足になりがちで、これが二日酔いの原因の一つになります。
しっかりとした睡眠を確保することは、アルコールの影響から回復する上で非常に重要です。
飲む量をコントロールし、できればベッドに入る4時間前にはお酒をやめることが理想的です。
また、アルコールによる頭痛や二日酔いの症状が出た場合は、イブプロフェンなどの痛み止めを適量摂ることが推奨されていますが、睡眠薬の併用は避けるべきです。
さらに、寝る前には軽食を取ることで、胃腸を安定させ、アルコールの効率的な分解を促進することができます。
繊維の多い野菜やフルーツ、クラッカーが適しており、ハチミツやバナナなども低血糖を防ぐのに役立ちます。
これらの食べ物はアルコールの吸収を遅らせ、朝の頭痛や不調を緩和するのに役立ちます。
冬に旬を迎えるビタミンCが豊富なフルーツには、いちご、みかん、ぽんかん、金柑、はっさく、文旦、だいだい、伊予柑、柿、ぶどう、柚子、レモン、キウイなどがあります。
特にみかんは、Lサイズ1個(可食部約100g)にビタミンCが32mg含まれており、大人が1日に必要なビタミンC量の約1/3を摂取することができます。
これらのフルーツはアルコールの分解を助けるビタミンを補給するのに役立ちますので、二日酔いの際には積極的に摂取するとよいでしょう。
このように、お酒を楽しむ一方で、睡眠と栄養を意識することが、快適な翌朝への鍵となるのです。
お酒を飲んだ後は、体をいたわりながら、上手に回復を促す方法を取り入れてみてください。
まとめ
忘年会の楽しい夜を過ごした後の朝、頭痛に苦しむことなく目覚めるためには、飲み過ぎに注意し、水分補給を心掛け、栄養と睡眠をしっかりとることが重要です。
特に、水分補給にはスポーツドリンクが効果的で、栄養面では冬に旬を迎えるビタミンC豊富なフルーツを積極的に摂ることをお勧めします。
もし、飲み会での体調管理に自信がない方や、すでに頭痛などの不調を感じている方は、私たちフジイ整骨院にご相談ください。
プロの視点から、一人ひとりに合ったアドバイスをさせていただきます。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》