冬になると、こたつでウトウトしているうちにそのまま寝てしまうことも多いと思います。
気持ちいいんですよねあれ。
でも、こたつで寝てしまうと腰痛の原因になることもあります。
今回は、こたつでついつい寝てしまって腰痛になるのを予防する方法をご紹介します。
まず、こたつで寝ると腰痛になる原因について説明します。
次に、自宅で寝る際にできるかんたんな腰痛の予防法を3つご紹介します。
この記事を読んで、ついうたた寝してしまう時の辛い腰痛を予防していただければと思います。
目次
こたつで寝ると腰が痛くなる原因。それは姿勢にあった
こたつで寝てしまって腰痛になる原因として最も多いのが、間違った寝姿勢です。
こたつで寝るときに卓上に突っ伏したり、うつ伏せになったりすると、筋肉の緊張や歪みを引き起こし、腰痛になることがあります。
また、ベットと違って、床が硬すぎるのも腰痛の原因になります。
床にカーペットや座布団を敷いていても、ベットよりは硬いことが多いと思います。
すると、背骨に余計な負担がかかり、腰痛の原因になることがあります。
ただ、柔らかすぎても、背骨を十分に支えることができず、腰痛の原因となります。
本当はこたつで寝ないのが一番良いのですが、どうしてもこたつで寝てしまうという場合の腰痛対策としては、良い寝る姿勢をとることです。
まず、絶対にうつ伏せでは寝ないようにしましょう。
また、できるだけ硬いところで寝るのも避けるようにしてください。
また、寝返りがしやすい状態を保ちましょう。
おすすめはこたつの高さを変えられる「こたつ足」を付け足すことです。
ホームセンターなどでも売られているので、ぜひ使ってみてください。寝返りがしやすくなるでしょう。
腰痛原因のうたた寝。もう腰痛にならない!こたつでもできる簡単対策!
では、寝るときにできる腰痛の予防法についてくわしく説明していきましょう。
・腰痛を予防するための予防法
腰痛を予防するための、いくつかの対処法をご紹介します。
1、枕の高さを調整する。
腰痛を防ぐために、枕の高さは肩と腰の高さが同じになるように調整することが重要です。
また、首のカーブが保たれるように、枕の高さは首と背中との角度を調整しましょう。
2、寝姿勢に気をつける。
腰痛の際に最も悪いのはうつ伏せで寝ることです。
なので、腰痛を予防する観点からもうつ伏せでは寝ないようにしましょう。
もちろん、腰痛になったときもうつ伏せで寝ると症状が悪化しますので、絶対にうつ伏せだけは避けましょう。
最もおすすめなのは横向きに寝ることです。
腰への負担が軽く、筋肉もリラックスするので、予防に最も適していると言えます。
また、クッションや抱き枕で体の捻りが少なくなるように、背骨をなるべく真っ直ぐになるような姿勢で寝ると腰への負担を減らせます。
3、寝る前に軽くストレッチをする。
寝る前に軽くストレッチを行い、筋肉をほぐすのも腰痛の予防に効果的です。
これは、腰痛の原因となる筋肉の緊張を緩和する効果があります。
1、膝を抱えるストレッチ
仰向けに寝て、 体を真っ直ぐにします。
その状態から両腕で膝を抱えて腰を伸ばします。10秒程度でOKです。
2、腰を伸ばすストレッチ
仰向けに寝て、体を真っ直ぐにします。その状態から膝を立てて腰を浮かせます。両腕は少し広げて体を支えます。
この状態を10秒程度キープします。
3、背中のストレッチ
正座をして、両腕を上げて上半身を前に倒します。
両腕が床についたら、少しお尻を浮かせます。手を上に伸ばして背中全体を伸ばします。
この状態を10秒程度キープします。
これらのストレッチを寝る前に行うことで、腰痛の予防に役立ちます。
また、正しいストレッチの仕方を確認することも大切です。
ストレッチをする際は、ゆっくりと動いて、無理に筋肉を伸ばしすぎないようにしてくださいね。
まとめ
腰痛を予防することは、多くのメリットがあります。
腰痛を予防すれば、よく眠れるようになり、エネルギーレベルを維持し、生活全体の質を向上させることができます。
普段から同じ姿勢で居続けることを減らして、たまに立ち上がったりして、腰痛を予防しましょう。
今回はこたつで寝てしまって腰痛になるというテーマから腰痛を予防する正しい寝姿勢や予防法についてお話しいたしました。
今回ご紹介したセルフケアもうまく行いながら、腰痛をしっかりと予防していきましょう。
ただ、すでに腰痛で辛いという場合は、専門家のサポートが必要な場合もあります。
もし、お近くに信頼できる治療院があれば、そこで相談にのってもらってください。
もし、たつの市で腰痛でずっと辛くてお困りの場合は、当院でも適切なアドバイスや治療を行っておりますので、一度ご相談くださいませ。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》