(その習慣、五十肩を悪化させてるかも?今日から見直したい3つのNG行動)

こんにちは。たつの市フジイ整骨院院長の藤井です。

 

前回は夜も眠れない五十肩でお困りの方に向けて、五十肩についてのお話しと夜の過ごし方の対策についてお話ししました。

 

今回は知らず知らずにやっている五十肩を悪くしてしまう習慣と、治療方法についてお話ししていきましょう。

 

五十肩で悪化する!?知らずにやってるNG習慣とは

 

 

五十肩の回復を妨げる生活習慣には注意が必要です。知らず知らずのうちに行ってしまう行動が、症状を長引かせたり悪化させたりすることがあります。

 

以下のようなNG習慣には要注意です。

 

 

①痛いのに無理に肩を回す

 

「固まらないように」「動かさないと悪くなる」と思い、痛みを我慢して肩を大きく回すのは危険です。

 

五十肩は炎症が主な原因であるため、炎症が強い時期に無理な運動をすれば、組織がさらに傷ついてしまいます。

 

まずは痛みが落ち着くまで安静を優先し、専門家の指導のもとで段階的に動かすことが大切です。

 

②冷やしすぎてしまう

 

炎症と聞くと「冷やせばいい」と考えがちですが、五十肩の多くは慢性的な血流不良によるもの。

 

冷やしすぎると血行がさらに悪くなり、回復が遅れる原因になります。

温めるほうが効果的なケースが多く、痛みのピークを過ぎたら「温めるケア」を行うことが重要です。

 

 

③片方の肩ばかりに負担をかける

痛む肩をかばって、反対側ばかり使いすぎると、全身のバランスが崩れて別の不調を招くことがあります。

 

特に重たいバッグをいつも同じ肩にかける、立つときに片側に体重をかけるといった動作が続くと、腰や背中にも影響が出やすくなります。

 

日常のクセに目を向けて、肩への負担を見直すだけでも、回復のスピードは変わってきます。

 

 

 

五十肩は病院?それとも治療院?違いと使い分け方

 

 

五十肩に悩んだとき、病院に行くべきか、それとも整体や鍼灸などの治療院に行くべきか迷う方は少なくありません。

 

それぞれの特徴を理解して、症状や目的に応じた選択をすることが大切です。

 

 

病院での対応

病院ではまず、レントゲンやMRIなどの画像検査を行い、骨や関節の異常の有無を確認します。

 

痛みが強い場合は、痛み止めや湿布の処方が主な対応になります。急な激痛や外傷があった場合は、まず病院で診断を受けることをおすすめします。

 

ただし、薬や湿布だけでは根本的な動きの改善に至らないケースもあります。

 

治療院での対応

 

整体や鍼灸の治療院では、体のバランスを整える施術を行うことが多いです。

 

当院においては肩だけでなく全身の姿勢や筋肉のバランスを見ながら施術を行います。

 

肩の可動域を少しずつ回復させる手技や、筋肉の緊張を和らげる鍼灸、微弱電流などのアプローチが特徴です。

また、生活習慣や姿勢のクセも分析することで、再発しにくい体づくりを目指しており、根本的な原因にアプローチします。

 

慢性的な肩こりや姿勢の悪さが根本原因となっている場合、治療院での施術が効果的な選択になることも多いです。

 

 

 

50代男性の五十肩が改善!施術の流れと変化した日常

 

 

夜間の激しい痛み、腕が上がらない不便さ…。

 

そんな悩みを抱えて来院されたBさんが、施術によってどのように改善していったのかを具体的にご紹介します。

 

 

初回のカウンセリングと体のチェック

 

五十肩の痛みの原因は肩そのものに限らず、姿勢や筋肉の使い方、生活習慣のクセなどが関係している場合があります。

 

初回のカウンセリングでは、丁寧なヒアリングを行い、姿勢や筋肉の状態、生活習慣まで丁寧にチェックして、肩だけでなく首・背中・骨盤などの状態を確認します。

 

Bさんの場合、お仕事の動きの関係で片側の方だけに力を入れる癖がついていました。

 

そのため左右の筋肉バランスが大きく崩れた状態。

 

右の左の車輪の大きさが違う車に乗っているようなもので、常にガタガタに車体を揺らしながら動いているのと一緒ですね。

 

自分では気づかない歪みがここで起こっていたんですね。

 

 

実際の施術内容(手技+鍼灸+姿勢調整)

 

施術では、まず手技を中心に行い、体の歪みを整えながら筋肉を緩めました。

 

必要に応じて鍼灸で深部の炎症や緊張を和らげたり微弱電流も使用します。

 

また、猫背や片方の肩に偏るクセなどに対しては、姿勢指導やストレッチ方法の提案も行い、痛みが再発しにくい体を目指します。

 

改善の経過と患者さんの声

 

3回目の施術が終わるころには、夜間痛が徐々に軽減。

 

「久しぶりに朝までぐっすり眠れた」「着替えや洗顔が楽になった」と、日常生活にも前向きな変化が現れていきました。

 

継続的な通院とセルフケアの指導により、仕事への集中力や気分にも良い影響が出たとのことです。

 

五十肩は適切なケアを受けることで、確実に回復へ向かいます。痛みを我慢せず、早めに専門的なサポートを受けることが、快適な生活への第一歩です。

 

 

 

まとめ

 

 

五十肩は、放っておいても自然に治ると思われがちですが、実は日常のちょっとしたクセや間違ったセルフケアが、症状を悪化させてしまう原因になることもあります。

 

 

今回ご紹介したNG習慣に心当たりがある方は、ぜひ今日から見直してみてください。

 

そして、痛みが長引く場合や、夜眠れないほどつらい場合には、我慢せず専門家に相談することが大切です。

 

フジイ整骨院では、五十肩の根本改善を目指して、姿勢・筋肉・生活習慣までトータルでサポートいたします。

「もう治らないかも…」と諦めずに、まずはお気軽にご相談ください。

 

あなたの肩がラクになるお手伝いができれば嬉しいです。

 

 

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

 

 

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