[高齢者の頭痛の原因は?早めのケアで毎日を快適に!]

はじめに

 

 

みなさん、こんにちは。フジイ整骨院の院長の藤井です。

 

朝晩がグッと冷えこむようになりましたね。

 

この冷えからくる頭痛に悩まれている方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

今、高齢者の5~8割が頭痛に悩まされているといわれています。

 

年齢を重ねると頭痛は減っていくと思われがちですが、実際には多くの高齢者が頭痛に悩んでいます。

 

 

 

 

 

今回は、そんな頭痛の原因や特徴、日常生活で実践できるケア方法をご紹介します。

 

 

 

 

年齢とともに変わる頭痛の特徴

 

 

私たちの体は年を重ね、少しずついろいろな変化をしていきます。

 

頭痛の現れ方も、年齢によって変わってくることがよくあります。

 

 

 

若い頃は頭痛があったが、年々徐々に楽になっていく人がいる。

 

たまたま、年齢とともに新しい症状が出てくることもあります。

 

例えば、夜中に頭が痛くなって目が覚めてしまう人が増えてきます。

 

 

 

さらに、年齢を重ねて少し変わった症状を経験する人もいます。

 

頭の痛みはないのに、目の前で光が一瞬見えたり、視界がぼやけたりする人もいれば、めまいを感じる人もいます。

 

 

 

これらの変化は突然起こるものではなく、徐々に進んでいくものです。

 

でも、心配なことがあれば早めに医師に相談することをおすすめします。

 

専門家に相談することで、より快適に過ごす方法が見つかるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

気をつけたい頭痛のサイン

 

 

頭痛は時として、私たちの体が発している重要な警告サインかもしれません。

 

普段の頭痛とは違う症状が出たときは、特に注意が必要です。

 

 

 

特に気をつけたいのは、事故や怪我の直後ではなく、1~2ヶ月たってからの頭痛です。

 

このような頭痛は、一見、事故とは関係ないように思われるかも知れませんが、実際には体からの重要な合図かもしれません。

 

 

 

また、頭痛と一緒に体に他の変化が現れることもあります。

 

頭痛と一緒に起こった場合は、体が何か重要なメッセージを伝えているかもしれません。

 

 

 

このような頭痛や体の変化を感じたときは、様子を見るだけでなく、早めに病院で相談することをおすすめします。

 

なぜなら、早​​めに原因を見つけて対処することで、深刻な問題を防ぐことができるからです。

 

 

 

 

頭痛は誰にでもある症状ですが、いつもと違う頭痛や気になる体の変化がある場合は

 

「きっと大丈夫だろう」と自己判断せず、早めに対処することで健康を守ることができます。

 

 

 

 

頭痛への向き合い方

 

 

頭が痛いときは、市販の痛み止めを使う方も多いと思います。

 

高齢の方の場合は、胃や腎臓に優しい種類の薬を選ぶことが大切です。

 

ただし、薬に頼りすぎると逆効果になることもあるので、使いすぎには注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

日常生活での工夫と生活習慣の改善

 

 

生活習慣を整えることで頭痛を予防しましょう。

 

頭痛を防ぐためには、毎日の生活リズムを整えることがとても大切です。

 

 

 

まずは、食事は3食しっかり取っていきましょう。

 

実は、空腹で頭が痛くなることがあるのです。

 

 

 

水分補給も忘れずに行いましょう。

 

暑い夏に比べ、喉があまり乾かないからと水分補給が減りがちになってしまいますが、

 

自分では気が付いていないだけで、体は水分を必要としているのです。

 

 

 

次に、ぐっすり眠ることも大切です。

 

夜は最低でも6時間は眠れるようにしましょう。

 

眠りが足りないと、体も心も疲れてしまい、頭痛の原因になってしまいます。

 

 

 

 

 

それから、体を動かすことも忘れずに。

 

散歩やラジオ体操など、無理のない運動を続けることで、体も心も健康に過ごすことができます。

 

 

 

最後に、毎日少しずつでもゆっくりとくつろぐ時間を作りましょう。

 

例えば、お茶を飲みながら庭を眺めたり、好きな音楽を聴いたり。

 

30分ほどリラックスする時間を持つことで、心の緊張も解消され、頭痛の予防につながります。

 

 

 

 

このように、毎日の生活の中で少しずつ気をつけることで、頭痛を防ぐことができます。

 

無理のない範囲で、できることから始めてみましょう。

 

 

 

 

 

首と肩の筋肉をほぐそう!自宅で簡単ストレッチ

 

 

私たちの頭の重さは体重の約10%もあります。

 

50kgの人なら頭の重さは約5kgにもなります。

 

 

 

この重い頭を支えているのが首の筋肉です。

 

スマートフォンを見たり、同じ姿勢で長時間過ごしたりすることで、首の筋肉は疲れやすくなります。

 

首の筋肉が緊張すると血流が悪くなり、それが頭痛の原因となるのです。

 

 

 

 

そこで、自宅でも簡単にできるストレッチをご紹介します。

 

 

首を傾けるストレッチ

 

 

①顔を右斜め45度ぐらいの角度に傾けます。

 

②右手を軽く後頭部に当てます。

 

③左肩は少し下げるようにして、右手で後頭部を押さえながら右斜め45度の角度で伸ばします。

 

④その状態のまま5~10秒ほどキープします。

 

反対も同じように行いましょう。

 

 

 

 

 

このストレッチをするにあたっての注意点があります。

 

 

1.顔は真横に倒さないようにしてください。

 

真横に倒してしまうと、首の関節の形的に骨に負担がかかってしまうからです。

 

 

2.どちらか片方だけ行うのではなく、左右均等にするように行うようにしてください。

 

片方だけするとバランスが崩れる場合があります。

 

 

 

 

ツボ押しで血行を改善

 

 

頭痛が起きたとき、特定の体の場所を優しく押すことで痛みを優先することができます。

 

これを「ツボ押し」と呼びます。

 

 

ツボ押しをすることで血行が良くなり凝り固まった筋肉が緩んで、頭痛が楽になっていきます。

 

特に効果的な場所が3つあります。

 

 

 

1つ目は、耳の後ろのくぼんだ部分にある「風池(ふうち)」というところです。

 

ここを押すと、首から頭にかけての血行がよくなり、頭の重さや痛みが和らぎます。

 

 

 

 

 

2つ目は、頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」です。

 

このツボを押すと、頭全体の血行が良くなるだけでなく、目の疲れも楽になります。

 

 

 

 

 

3つ目は、首の後ろの真ん中あたりにある「天柱(てんちゅう)」です。

 

パソコンやスマートフォンの使いすぎで首が凝ると、ここが堅くなっていることが多いです。

 

ここを押すと首の凝りが和らぎ、それに伴って頭痛も軽くなっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

これらのツボは、強く押しすぎないことが大切です。

 

 

息を吐きながら、穏やかに10秒ほどかけてゆっくりと押します。

 

その後、そっと手を離します。

 

この動作を2~3回すると良いでしょう。

 

 

 

普段からの習慣にすることで、頭痛の予防にもつながります。

 

 

また、めまいがするときや、体調が悪いときは、ツボ押しは控える方が安全です。

 

 

 

 

病院を受診するタイミング

 

 

次のような場合は、すぐに病院を受診することをお勧めします。

 

 

・今までに経験したことがないような激しい頭痛

 

・いつもと違う感じの頭痛

 

・頭が痛いうえに、手足のしびれや体のだるさを感じる

 

・2ヶ月以内に転んだり頭をぶつけたりした後の頭痛

 

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

頭痛は我慢せずに、早めに相談することが大切です。

 

 

 

当院でも、首や肩のコリからくる頭痛の改善のお手伝いをさせていただいています。

 

気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

最後に、頭痛の予防には、毎日の血圧測定や体温チェックも有効です。

 

また、いつ、どんなときに頭痛が起きたのかをメモしておくと、医師や施術者への相談時に役立ちます。

 

少しでも頭痛を軽くして、健康的な毎日を送りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

 

 

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