[寝相じゃなく“スマホ首と浅い呼吸”が原因!? 秋冬に増える寝違えの正体]

はじめに

 

 

みなさん、こんにちは。

 

たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。

 

 

 

朝起きたときに首を動かそうとしたら「ピキッ」と痛みが走る。

 

鏡を見ても首が傾いてしまって真っすぐ向けない。

 

そんな「寝違え」を経験したことがある方、多いのではないでしょうか。

 

 

 

多くの人は「変な姿勢で寝たからだろう」と思われますが、実はそれだけが原因ではありません。

 

最近は、スマホの使いすぎや浅い呼吸のクセが寝違えを引き起こしているケースが増えています。

 

今回のブログでは、「寝相」ではなく「日中の姿勢や呼吸」が寝違えの原因になっているというちょっと意外なお話をしていきます。

 

 

 

 

 

寝違えが秋から冬に増える理由

 

 

秋から冬にかけて、寝違えを訴える方がぐっと増えます。

 

その大きな理由のひとつが「冷え」です。

 

気温が下がると血流が悪くなり、筋肉が硬くなります。

 

夜寝ている間に肩や首まわりの筋肉が冷えてしまい、朝起きた瞬間に動かしたとき「ピキッ」と筋肉がつっぱるのです。

 

 

 

もうひとつの原因が、寒暖差による自律神経の乱れです。

 

昼と夜の気温差が大きいと、体がうまく体温を調整できず、筋肉の緊張と緩みのバランスが崩れます。

 

これが寝違えの“準備状態”をつくってしまうのです。

 

つまり、寝違えは夜に突然起こるように見えて、実は数日前から体が硬くなり始めているサインでもあります。

 

 

 

 

 

寝相よりも重要なのは「日中の姿勢」

 

 

多くの方が「寝相が悪かったのかな?」と言われますが、実際には寝る前までの姿勢が大きく関係しています。

 

スマホを見るとき、自然と首が前に出ていませんか?

 

その姿勢を長時間続けると、首の後ろの筋肉がずっと引っ張られた状態になります。

 

そしてそのまま眠ると、筋肉の疲労が回復しきれず、朝の痛みとして現れるのです。

 

 

 

特にデスクワークやスマホ操作が多い方は、首が前に出る「スマホ首」の状態が続いています。

 

この姿勢は一見ラクそうに見えて、実は首や背中の筋肉に大きな負担をかけます。

 

長時間この姿勢で過ごすことで、寝ている間にも筋肉が休まらず、朝起きたときに寝違えのような痛みを感じることがあります。

 

 

 

 

 

意外な盲点「浅い呼吸」が首の筋肉を硬くする

 

 

もう一つ見落とされがちなポイントが呼吸の浅さです。

 

寒い季節になると、無意識に体を丸めて呼吸が浅くなります。

 

浅い呼吸では胸や肋骨まわりの筋肉がしっかり動かないため、血流が滞り、首や肩の筋肉まで固まりやすくなります。

 

 

 

特にパソコン作業やスマホ操作中は、画面をのぞき込む姿勢になります。

 

このとき呼吸が浅くなり、首や肩の筋肉が緊張したままになります。

 

寝る前までずっとその状態でいると、寝ている間に筋肉がリラックスできず、朝起きたときに痛みとして出てしまうのです。

 

「寝違えを何度も繰り返す」という方は、実は姿勢だけでなく“呼吸の癖”を見直す必要があるかもしれません。

 

 

 

 

 

自分でできる簡単ケアと予防法

 

 

寝違えを防ぐためには、まず首まわりを冷やさないことが大切です。

 

寝るときは首筋を守るようにタオルを巻いたり、エアコンやストーブの風が直接当たらないようにしましょう。

 

さらに、簡単にできるストレッチを取り入れると、寝違えの予防にとても効果的です。

 

 

 

①首の横伸ばしストレッチ

 

 

背筋を伸ばしてイスに座ります。

 

左手で頭を軽く押さえて、ゆっくり左に首を倒します。

 

首の横がじんわり伸びたところで10秒キープ。

 

反対側も同じように行いましょう。

 

 

 

 

 

強く引っ張る必要はありません。

 

「気持ちいいな」と感じるくらいで十分です。

 

首の筋肉が柔らかくなり、血の流れが良くなります。

 

 

 

②胸を開く肩まわしストレッチ

 

 

両肩をゆっくり大きく後ろに回します。

 

息を吸いながら肩を上に持ち上げ、吐きながら後ろへ下ろす。

 

これを10回ほど繰り返します。

 

 

 

胸の前が開き、浅くなっていた呼吸が自然に深くなります。

 

肩や首のこわばりも和らぎ、寝る前に行うとリラックスして眠れます。

 

 

 

 

 

もし痛みが出てしまった場合は、無理に首を回したりストレッチしたりせず、早めに整骨院での施術を受けましょう。

 

フジイ整骨院では、微弱電流や整体、鍼灸を組み合わせて、一人一人に合わせた方法で筋肉と神経の両方にアプローチし、早期回復を目指します。

 

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

寝違えは、ただの「寝相の問題」ではありません。

 

スマホ首や浅い呼吸、そして寒暖差による血流の悪化が重なって起こるものです。

 

 

 

日中の姿勢と呼吸を整えるだけでも、首の負担はぐっと減ります。

 

「最近寝違えを繰り返す」「首が固くて動かしにくい」という方は、体の軸がずれているサインかもしれません。

 

そのままにせず、早めにケアすることで、朝からスッキリとした一日を取り戻せます。

 

首や肩の痛みにお悩みの方は、どうぞお気軽にフジイ整骨院へご相談ください。

 

 

 

 

 

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

 

 

 

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