目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。
日中はまだ暑いですが、朝晩はだいぶ涼しくなりました。
秋口になると「腰が重だるい」「朝起きると腰が固まっている」という声を多く耳にします。
これは一時的な疲れや加齢だけが原因ではなく、季節特有の環境が体に影響しているのです。
特に朝晩の冷え込みと日中の暖かさの差は、体の調整機能に負担をかけます。
その結果、腰の筋肉や関節にストレスがたまり、痛みや違和感となって現れるのです。
腰は体の中心であり、日常生活のあらゆる動作を支える部位です。
そのため、一度不調が出ると生活全体に影響しやすいことも特徴です。
寒暖差が体に与える影響と腰痛が起こりやすい理由
人の体は外の気温に合わせて血流や筋肉の働きを調整しています。
しかし、秋のように朝晩と日中の温度差が大きいと、この調整が追いつかず、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
自律神経が乱れると血流が滞り、腰の筋肉は硬くこわばります。
硬い筋肉は柔軟性を失い、動き始めに痛みを感じたり、急に動いた際にぎっくり腰を起こすこともあります。
さらに、冷えは関節の動きにも影響します。
腰は骨盤や股関節と連動して動いているため、どこか一部が硬くなると全体のバランスが崩れます。
その結果、腰に大きな負担が集中してしまいます。
特に朝の洗顔や荷物を持つといった日常の動作で痛みを感じやすくなるのはこのためです。
腰痛を悪化させないために日常生活でできる工夫
腰痛を予防するには、日常のちょっとした習慣が重要です。
朝起きるときは布団の中で膝を軽く抱えたり、腰を左右にひねるような動きをしてから起き上がると、血流が良くなり腰のこわばりが和らぎます。
冷えから守るためには腹巻きなどを活用し、腰回りを常に温めておくことが効果的です。
また、長時間同じ姿勢を取らないことも大切です。
デスクワークの方は一時間に一度は立ち上がって背伸びをする、歩いてみるといった工夫を心がけましょう。
買い物や散歩といった軽い運動も腰痛の予防に役立ちます。
体を動かすことで血の巡りが良くなり、筋肉も柔らかさを保てます。
小さなことの積み重ねが腰痛の悪化を防ぎ、快適な日常につながります。
さらに、自宅で簡単にできるストレッチを取り入れると効果的です。
例えば、仰向けに寝て両膝を胸に引き寄せる「抱え込みストレッチ」は腰まわりの筋肉を緩めるのに役立ちます。
また、椅子に座った状態で上体をゆっくり左右にひねる「腰ひねりストレッチ」も、固まった腰を柔らかくして血流を促します。
どちらも数十秒ほどでできる簡単な動きなので、日常生活の中に取り入れてみると良いでしょう。
整骨院で行う腰痛改善のためのアプローチ
整骨院では、まず患者さん一人ひとりの体の状態を丁寧に確認します。
筋肉の硬さや関節の動きを調べ、その方に合わせた施術を行います。
整体によって筋肉を緩め、血流を整えることで腰の動きが楽になります。
必要に応じて鍼灸を取り入れ、体の内側から血流や神経の働きを整えることもあります。
また、微弱電流などの機器を使い、筋肉や神経にやさしく働きかける治療を行う場合もあります。
腰痛は単に「痛みを取る」だけでは不十分で、再発を防ぐことが重要です。
施術後には生活習慣や姿勢のアドバイスも行い、腰に負担をかけない体づくりをサポートします。
こうした多角的なアプローチにより、患者さんが再び腰痛で悩まされないように取り組んでいます。
まとめ
いかがでしたか?
秋の寒暖差は、腰痛を悪化させる大きな要因となります。
冷えによって筋肉や関節が硬くなり、血流が滞ることで痛みを感じやすくなるのです。
日常の中で体を温め、軽い運動を心がけることが腰痛予防につながります。
もし痛みが強い場合や繰り返し腰痛に悩まされる方は、整骨院で専門的なケアを受けることをおすすめします。
腰は体を支える大切な部位です。
放っておくと生活全体に影響が広がりかねません。
寒暖差のある季節を快適に過ごすために、早めのケアと日常の工夫を心がけましょう。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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