目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。
今の時代、パソコンやスマートフォンは私たちの生活に欠かせないものになっています。
しかし、長時間画面を見続けることで、多くの人が目の疲れに悩んでいます。
国の調査では、パソコン作業をする人の約7割が目の疲れを感じているという結果も出ています。
「目がちょっと疲れただけ」と軽く考えがちですが、実は目の疲れは体全体に影響を与えます。
頭痛、肩こり、首の痛み、さらには夜眠れなくなることもあるのです。
フジイ整骨院では、これまで多くの目の疲れで悩む患者さんを治療してきました。
その経験から、目の疲れは体全体のバランスを整えることで、しっかりと改善できることが分かっています。
この記事では、目の疲れの本当の原因を理解して、整体での効果的な治療方法について詳しく説明します。
また、毎日の生活でできる予防法もお教えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目の疲れの原因と症状を知ろう
目の疲れの主な原因
目の疲れには、いくつかの原因があります。
環境による原因
現代の生活で最も多いのが、パソコンやスマートフォンを長時間使い続けることです。
また、部屋の明るさが画面に合っていない場合も目に負担をかけます。
明るすぎる部屋で暗い画面を見たり、暗い部屋で明るい画面を見たりすると、目は常に明るさに合わせようと頑張り続けて疲れてしまいます。
さらに、エアコンが効いた部屋では空気が乾燥しがちで、これも目の疲れの原因となります。
画面との距離が近すぎたり遠すぎたりすることも、目のピント合わせに負担をかけています。
体の状態による原因
長時間同じ姿勢でいると、目の筋肉だけでなく首や肩の筋肉も緊張し、硬くなってしまいます。
特に猫背などの悪い姿勢は、首に大きな負担をかけます。
また、筋肉が硬くなると血の流れも悪くなり、目に十分な酸素や栄養が届かなくなってしまいます。
この状態が続くと、目の疲れはどんどん蓄積されていきます。
目の機能による原因
近視や遠視、乱視などがあると、目は常にピントを合わせようと余計に働かなければなりません。
また、40歳頃から始まる老眼も、近くのものを見るときに目に負担をかけます。
左右の目の視力に差がある場合も、脳が両目の見え方を調整しようとして疲れやすくなります。
そして、涙の量が少なくなって目が乾燥すると、まばたきの回数が増えて目の筋肉が疲れてしまいます。
目の疲れの症状
目の疲れの症状は、目だけでなく体全体に現れることが多いです。
目に現れる症状
・目が重い、疲れる
・目がかすむ
・目が乾く
・目が赤くなる
・涙が出る
体全体に現れる症状
・頭痛
・首や肩のこり
・背中の痛み
・集中できない
・イライラする
・夜眠れない
なぜ目の疲れが体全体に影響するのか
「目が疲れているだけなのに、なぜ頭痛や肩こりが起こるの?」と思う方も多いでしょう。
実は、目の筋肉と首・肩の筋肉は神経でつながっています。
目のピント合わせをする筋肉が疲れると、首や肩の筋肉も一緒に緊張してしまうのです。
また、画面を見るときの前かがみの姿勢は、首に大きな負担をかけます。
この悪い循環が続くと、目の疲れはどんどんひどくなり、体全体の不調につながってしまいます。
実は“紫外線”が原因かも?紫外線と頭痛・肩こりの関係
紫外線は、目にとっても「刺激の強い光」です。
強い日差しを長時間浴びると、目はまぶしさを抑えようとして、まぶたや目の奥の筋肉をぎゅっと緊張させます。
このとき、次のようなことが起こります:
【① 目の筋肉がずっと緊張】
ピント調整をする筋肉(毛様体筋)や、まぶたまわりの筋肉が休めなくなり、疲労がたまります。
【② 涙の量が減って乾きやすくなる】
紫外線は涙の蒸発も早めるため、目が乾きやすくなり「ショボショボ・ゴロゴロ」した不快感に。
【③ 脳や自律神経にも負担が】
紫外線が目に入ると、脳や自律神経が「刺激にさらされている」と感じて、交感神経が優位に。
その結果、全身の緊張や疲労感にもつながってしまいます。
整体が目の疲れに効く理由
整体で目の疲れが改善される仕組み
整体が目の疲れに効果的な理由は、3つの働きがあるからです。
1. 血の流れが良くなる
首や肩の筋肉の緊張をほぐすことで、頭への血の流れが良くなります。
目の周りの血の流れが改善されると、酸素や栄養が目に届きやすくなり、疲れの原因となる物質も取り除かれます。
2. 筋肉の緊張がほぐれる
整体によって滞っていた部分の血流が良くなり、全身に血が巡りやすくなります。
目の疲れに関係する筋肉(首の後ろ、首の横、肩の筋肉など)の緊張もほぐれてきます。
目と同じ支配神経である運動神経、感覚神経も刺激が入るので変化が現れます。
これらの筋肉が柔らかくなることで、目の疲れも軽くなります。
3. リラックス効果
整体の施術を受けると、体がリラックス状態になります。
これにより、目の緊張も和らぎ、疲れが取れやすくなります。
家でできる目の疲れ対策
日常生活での予防法
20-20-20ルール 20分ごとに、20フィート(約6m)先を、20秒間見る習慣をつけましょう。
近くを見続けて緊張した目の筋肉を休ませることができます。
効果的な自分でできるケア
1. 首・肩のストレッチ
・首をゆっくり左右に回す(各方向10秒ずつ)
・肩を上下に動かす(10回)
・首を前後に傾ける(各方向10秒ずつ)
2. 目の体操
・意識してまばたきをする(1分間に15-20回)
・目の周りを優しくマッサージ
・温かいタオルを目に当てる(5-10分)
3. 深呼吸とリラックス
・お腹を使った深呼吸(吸う4秒、止める4秒、吐く8秒)
・好きな音楽を聴く
・十分な睡眠(7-8時間)
食事で目をサポート
目の疲れに良い食べ物
・ブルーベリー、カシス(目に良い成分が豊富)
・緑黄色野菜(ニンジン、ほうれん草など)
・レバー、うなぎ(ビタミンAが豊富)
・魚類、ナッツ(良い油が含まれている)
水分を十分に取る
目の乾燥を防ぐには、十分な水分摂取が大切です。
1日1.5-2リットルの水を飲むよう心がけましょう。
専門家に相談すべき場合
目の疲れが長引いている場合や症状がひどい場合は、自分でのケアだけでは限界があります。
特に、頭痛が毎日のように続いている場合や、肩こりが3ヶ月以上改善されない場合は注意が必要です。
また、視力がはっきりと落ちてきたと感じる場合は、目の疲れ以外の原因も考えられます。
夜なかなか眠れない状態が続いたり、仕事や勉強に集中できないほど症状がひどくなったりした場合も、専門家による治療をお勧めします。
これらの症状は、目の疲れが体全体に影響を与えている証拠かもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
目の疲れは現代社会では避けられない問題ですが、適切な対策により改善・予防ができます。
大切なのは、目の疲れを単なる目の問題として考えるのではなく、体全体のバランスの問題として理解することです。
また、毎日の生活でのセルフケアも非常に重要です。
作業環境を整える、定期的に休む、適切なストレッチなどを習慣にすることで、目の疲れの予防と改善が期待できます。
目の疲れでお悩みの方は、一人で悩まず、ぜひ専門家にご相談ください。
適切な治療とセルフケアを組み合わせることで、快適な日常生活を取り戻すことができます。
フジイ整骨院では、皆様の健康な毎日をサポートするため、最適な治療を提供してまいります。
何か分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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