たつの市のフジイ整骨院院長藤井です。今回は急な腰痛でお悩みの患者さんが改善したお話をご紹介します。
定期的な体のメンテナンスの重要性や適切な治療の選び方など、健康な生活を送るためのヒントをお伝えします。
目次
70代前半の男性、Aさんの腰痛改善体験
疲労蓄積による急な腰痛!定期的なメンテナンスが救いだった
この患者さんは70代前半の男性、Aさんという方です。
約4年前から当院で治療を受けており、定期的に体のメンテナンスのために通院されていましたが、去年から突然治療を受ける機会が途絶えていました。
そして今回、1年以上ぶりに腰の痛みが再び現れ、Aさんは再び来院されました。
この腰痛の原因について、後ほど詳しくお話ししたいと思います。
自己工夫の限界と体の負担
手の大怪我から生じる不均衡!体の歪みによる痛みの悪化
最初は自己でストレッチを試みるなどして対応しようとしましたが、逆に痛みが悪化し、動きも制限されるようになりました。
この状況により不安感が増していきました。
さらにお話を伺うと、去年から治療が途絶えた理由が手の大怪我と手術によるものであり、その後から体の動きに大きな負担がかかっていることがわかりました。
無意識のうちに片方の手だけを使うようになり、使わない方の手に負担がかかる状態が生じていたようです。
このままでは体に歪みが生じたまま負担をかけたままの生活を続けることになります。
私はAさんにこのことをお伝えし、治療を進めていくことを提案しました。
針治療と整体術で動きの改善!体のバランスを整える治療法
初回の治療では、まずお体の筋肉の緊張を解きほぐすことが必要でした。
そのために針治療を行い、特に背中全体と右側の筋肉の緊張を緩めることを目指しました。
治療を進めるうちに、少しずつ動きに改善が見られるようになり、その日の治療を終えることができました。
二回目の治療では、前かがみの動作ができるようになり、突然のピキッとした痛みもなくなったとのことでした。
しかし、体の歪みはまだ大きく、特に右の背中に負担がかかっていることがわかりました。
そのため、整体術を用いて体の歪みを整え、左右のバランスを均等にするように治療を行いました。
治療後には、最初に来院したときの痛みよりも50%ほど改善されているとおっしゃっていました。
三回目の治療では、体の歪みをまだキープしていたものの、動きがさらにしやすくなっていたそうです。
残っている筋肉の緊張や体の歪みを整えることで、患者さん自身も80%ほどの回復を喜んでいました。
何より朝起きた時にすぐ腰に痛みが出て仕事に行くのがおっくうになっていたのが、すぐに起きれるようになって仕事がやりやすくなったとおっしゃっていたのが良かったです。
その時点からは、自宅や仕事中でも行えるお体のケア方法をお伝えし、治療期間をあけても生活を維持する方法についてもご説明しました。
体のメンテナンスの継続で腰痛の再発を予防!自宅でも行えるケア方法とは
Aさんは現在、お体のメンテナンスの必要性を再び感じ、月に1度の体の手入れを継続されています。
Aさんの日々の生活上のお手入れのおかげもあり、現在は強い腰痛を感じることなく生活されているそうです。
しかも、最近では手術をされた手から腕の周りの筋肉も動きやすくなってきたというのです。これは私も驚きでした。
お体は一度良くなったからといって、現在の日常生活において疲労や歪みが生じないわけではありません。
例えば、車で言えばエンジンオイルや他のメンテナンスをきちんと行わないと、突然車が動かなくなってしまうこともありますよね。
体も長い間頑張ってくれているので、定期的なお手入れが必要ですね。
まとめ
健康な生活を送るためのメンテナンスの重要性
急な腰痛でお悩みの方は、我慢するのではなく適切な治療を受けることが重要です。
痛みの一時的な緩和だけでなく、お体全体の状態を見てくれる治療院を選びましょう。
また、定期的なメンテナンスや自宅でのケア方法を実践することで、健康な生活を送ることができます。
あなたとご家族の健康を心からお祈りしています。
Aさんのお声をいただきました。
Q:何が決め手で当院を受診されましたか?
毎回お世話になっております。数年前も何回か
Q:実際に受診されて良かったことを書いてください
痛みが取れたこと
予防などがこれからできることです。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》