「春のだるさと眠気に悩んでいる方へ!自律神経を整える3つの方法」

はじめに

 

こんにちは。たつの市フジイ整骨院の院長藤井です。

 

今回は4月になってから体が重だるくて、朝になっても起きにくく強い眠気でつらいという方に向けてのお話です。

先日20代の女性患者さんHさんが、「最近朝に起きようとしてもすごく重だるくて眠気が取れなくて困ってます」とおっしゃっていました。

女性Aさん
女性Aさん
起きようとしてもすごい眠気とだるさで起きれません

この時期に特有のお悩みで、同じように悩まれている方が多いのではと思い、今回はなぜそのような症状になりやすいのか。どうすれば早く改善できるのかについてお伝えしたいと思います。

 

これからお伝えする、「体を正常な状態に戻すための3つのポイント」をやっていただければ早く改善できるかもしれないので、最後までお読みください。

 

 

春の不調は自律神経の乱れが原因。対策法はこの3つ。

 

まず春のだるさを正常に戻すポイントを3つお伝えします。

 

春になると体がだるくなったりするのは、自律神経の乱れが大きく関わっていると思われます。

 

これは夜の過ごし方、そして朝の過ごし方を少しだけ工夫することでうまくコントロールできます。

 

①      夜はしっかり湯船につかりましょう。

38°から40°程度のぬるめのお湯でゆっくり入りましょう。

 

②     次に寝る前はスマホは見ないようにしましょう。

 

③     朝目が覚めたときに軽いストレッチをしてみましょう。

 

それでは詳しくお伝えします。

 

 

なぜ春になると、自律神経が乱れてだるさや眠気、ふくらはぎの張りを感じてしまうのでしょうか。

 

春と自律神経の関係について少しお話ししましょう。

 

自律神経は交感神経と副交感神経と言う2つの神経で成り立っています。

交感神経は体が活動的で興奮した時や、緊張したときに優位に働きます。

血圧をあげたり脈拍を速くしたりして、力を発揮するために体がアクセルをかけた状態になっています。

 

いっぽう副交感神経は、体が落ち着いて、リラックスした状態の時に優位に働きます。

血圧を下げたり、呼吸をゆっくりしたり、休息モードに入るときに使われます。

 

このバランスがうまく保たれているときは、体が正常に働くのですが、どちらかが強く優位になっていたり、切り替えがしっかりできていないと体に不調をきたします。

 

 

気温の低い冬から、徐々に暖かい春に変わるにつれて、体はそれに適応していくように変わる必要があるのですが、その切り替えがうまくできていないと体が不調をきたすことが多いのです。

 

それに加えて、春は花粉症や黄砂などにより体調の変化、また、仕事や家庭の環境の変化などにより、いつもよりもストレスが加わり、自律神経のバランスがさらに乱れてくるのです。

 

ここからはどのようにすれば、そのバランスをうまくコントロールできるのかについてお伝えします。

 

 

いち早く自律神経の乱れからくる春のだるさ、強い眠気を軽減するためにできることとは

 

ここまで自律神経のコントロールが春のだるさを起こすことをお伝えしました。

 

ここからお伝えする3つのポイントを毎日実行していただくことで、早く春バテを解消できますので、ぜひ行ってみてください。

 

①湯船につかる

当たり前かと思われるかもしれませんが、本当にこれは有効な方法です。

 

38°から40°程度のぬるめのお湯でゆっくりつかることでリラックス効果が望めます。

 

湯船につかることはリラックス効果を高めるだけでなく、追跡調査で介護認定のリスクが約3割減ったと言う報告もあったそうです。やはり長い目で見ると大きな差ができていくようですね。

 

 

②寝る前の30分はスマホを見ない

 

ついつい眠る寸前まで、スマホを見てしまう方も多いのではないでしょうか?

 

スマホの強い光は交感神経を優位にしてしまうばかりか、目にストレスを起こしてしまうので、寝る前はホットアイマスクなので、目を温めるなどする方がベストです。

 

③朝目が覚めてからその場で軽いストレッチ

 

起きてすぐ朝日を浴びるなど、交感神経をバシッと優位にさせることが必要です。

 

そのためにも軽いストレッチは有効です。ここでは1つだけお布団の中でもできる軽いストレッチをお伝えしましょう。

 

⑴耳ほぐし

耳たぶを持って上下斜めに20秒ずつ引っ張ります。

その後耳たぶを折りたたんでみてください。

 

これによって耳の周りの筋肉をほぐすことになり、頭の血流が良くなります。

交感神経のスイッチをオンにすることが可能になります。

 

⑵タオルストレッチ

 

タオルを縦にたたんで、両手でタオルの端を持ち、首の後ろに当てて少し上を向きます。

両手でタオルを軽く引っ張りながら、その力に抵抗して首を後ろに倒します。

 

あまりひっぱりすぎないように気持ち良い程度に行ってください。

20秒位おこなうのがベストです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?簡単なことですが、これを毎日続けることによって春の重だるさや強い眠気から逃れることが可能になります。

 

1つ知っていただきたいのは春にだるさが起こる事は体の正常な反応です。

 

なんでこんな状態なんだろうと落ち込みすぎないことも大切です。リラックスして毎日を過ごしましょう。

 

自律神経をコントロールする方法には、整体など体を整えて血液の循環を良くしたり、筋肉をゆるめることも正常に戻す方法の1つです。

 

 

お伝えした方法をやってもうまくいかない。体がつらいと思われた方は、当院でも体の代謝をアップしたり、体のバランスを整えることで、自律神経が改善して体調が良くなったと言う例もたくさんございます。

 

一度ご相談いただければと思います。それでは快適に春を過ごして気持ちの良い朝を迎えられるようになりましょう。

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

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