正しくコルセット(サポーター)を使って腰痛改善!コルセットの注意点や正しい使い方

正しくコルセット(サポーター)を使って腰痛改善!コルセットの注意点や正しい使い方

2021年9月19日

こんにちは。兵庫県たつの市フジイ整骨院 院長藤井敦志です。

患者様からの質問で、コルセットは夜寝てる時もしてたほうがいいですか?

コルセットっていつまでつけてたらいいですか?

と言う質問を多くいただきますので、腰のコルセットの正しい使い方についてお話ししたいと思います。

腰痛時にいつもコルセットに頼ってるけどずっとそれでいいのかな、とお考えの方はこちらをお読みいただくとお役に立てるかと思いますので最後までお読みください。

 

結論から申し上げると・・・

  • コルセットは痛い時だけ
  • 寝るときは外す
  • 自分のコルセットを身につける

これらを守っていただくだけで大丈夫です。

詳しくお話しいたしますね。

 

腰のコルセットに効果はある?腰痛改善のための正しいコルセットとその注意点とは。

コルセットは、腰からお腹にかけてしっかり巻くことで腹圧が高まり背骨が固定されますので、急な腰痛、腰に負担をかける重労働の方には腰痛の軽減にじゅうぶん効果があるとされています。

ぎっくり腰など急性の腰痛などには少しの動きで痛みが誘発されるので、コルセットを巻くことで腰の動きを制限することができることからやや動きやすくはなります。

しかし、腰痛を治すものではないのでご注意ください。

 

1、コルセットは寝るときには外すのが基本です

2、長期の利用は控えましょう

3、腰痛を予防するためにコルセットを使用するのはやめましょう

 

 

腰痛コルセットの長期利用によって起こる結末

 

コルセットをつけると腹圧が高まり、腰回りの筋肉の負担が軽減されて、腰痛がやわらぐ効果が期待できます。

 

一方で長期にわたってコルセットを装着することで、腰回りの筋肉が使われなくなり、姿勢を支えてくれる腹筋・背筋群の機能が落ちてしまうことがあります。

 

病院などでコルセットを処方されて、「腰が痛い間はつけておいてください」と言われるものの、はずすタイミングについてはあまり話されることはないかと思います。

 

当院に来院された患者様で、腰痛を起こしてから10年以上コルセットをつけたままだと言う方がいらっしゃいました。

 

その方は治療のためコルセットをとってまっすぐ立ってもらうと、立ってることもままならないほど姿勢筋(姿勢を正すための筋肉群)が落ちてしまっていたのでした。

 

そうならないためにも腰痛コルセットの長期利用(12ヶ月以上)は必ず控えるようにしてください。

 

 

あなたの症状に合わせた腰痛改善コルセットの選び方

腰痛コルセットは腰痛の種類や程度によって使い分けることによって、より効果的になります。

使い方をまちがわないようしっかり使い分けましょう。

 

1、ぎっくり腰の場合

ぎっくり腰などの急性腰痛の場合はやや幅が広めで硬めのコルセットを使用すると良いでしょう。

二重にバンドで絞められるようなタイプが1番お勧めです。

 

2、介護など重労働の場合

お仕事でどうしても腰に負担をかけてしまう方の場合は骨盤からお腹を保護してくれるような少し幅の狭めのコルセットを使用することをお勧めします。

これも二重のバンドがあるのがオススメですが、ゴムであれば骨盤を止めるだけでも充分効果があります。

お仕事をされないときは外しておくほうがいいでしょう。

 

3、腰椎圧迫骨折の場合

腰椎を圧迫骨折している場合は、寝返りや起き上がりなどの動作によってさらに骨折するリスクがありますので寝る時もコルセットは外さないようにしてください。

1、2ヶ月程度の使用が見込まれますので、医師の指示に従うようにしましょう。

 

 

腰痛改善のための天然のコルセットを作る筋トレ法

 

腰の痛みが落ち着いたら腰痛をぶり返さないための体作りが必要になります。

じっとしていると腰の痛みへの不安や悩みがストレスにつながるため、痛みの敏感な体になってしまうことがあります。

動ける範囲でいいので、コルセットを外して動くことから始めましょう。

 

先日来られた70代女性の患者様が「私は天然のコルセットを作るためにずっと努力してきたの」とおっしゃった方がおられました。

その方の姿勢は見事にぴしっと背筋が伸びたものでした。

 

今ではよく耳にするようになってきた天然のコルセット

腰周りの腹筋や背筋、そして腰の横の筋肉などのことを言います。

このコルセット筋を低下させないことが腰痛の予防につながることが論文にも証明されております。

 

「腰痛性疾患に見られる「コルセット筋」の筋力低下と簡便な坐位トレーニング」

浜西千秋 近畿大学医学部整形外科

内外腹斜筋、腹横筋、多裂筋など腹くう周囲「コルセット筋」の持続運動や筋力強化は慢性腰痛の予防と治療のみならず、腰痛由来の神経症状の治療や「ぎっくり腰」の予防にも有用である

 

天然のコルセットを作るための簡単なエクササイズをご紹介いたします。

 

お腹の横の筋肉を鍛える(腹横筋)

腹横筋を鍛える最もオーソドックスなトレーニングがドローインといわれる運動です。

 

腹式呼吸の動きを利用して息を吐きながらお腹を引っ込めたら、その状態を一定時間維持し、息を吸いながら元に戻すと言う動作を繰り返します。

 

セット30秒、慣れてきたら10回程度まで回数を増やしていってください。

ドローインは座っていてもできる運動なので、自宅や電車などで場所を選ばずにすることができます。

 

日に1回習慣づけることがおすすめですね。

 

まとめ

1、基本的にコルセットは急性の腰痛または重労働の際の支えに使って下さい

2、コルセットの長期利用は避けて下さい

3、腰痛が少しおさまれば天然のコルセット(腹横筋)を鍛えるようにしましょう

 

いかがでしたでしょうか?

腰痛の時に使用するコルセット一つとってみても、正しく使用しないと次の腰痛を起こしかねません。

正しくコルセットを使って腰痛になりにくい体作りをしていきましょう。

 

コルセットの使い方や天然のコルセットの筋力低下を防ぐ方法などは当院でもお話ししておりますのでお困りの際はお越しいただければと思います。

 

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》


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