目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。
当院に肩こりで来られる患者さんに「目は疲れていませんか?」と聞くと、ほとんどの方が「そういえば目も疲れています」と答えます。
実は、肩こりと目の疲れは切っても切れない関係にあるのです。
現代人の多くはスマホやパソコンを1日に何時間も見ています。
日本人のスマホ利用時間は1日平均4時間以上。
仕事でパソコンを使う人なら、さらに長時間画面を見続けています。
目を酷使すると、目の周りの筋肉だけでなく、首や肩の筋肉も緊張します。
なぜなら、目と首・肩の筋肉は神経でつながっているからです。
このブログでは、目の疲れからくる首や肩の痛みについて見ていきます。
なぜ目が疲れると肩がこるの?眼精疲労が肩こりを引き起こすメカニズム
目のピント調整と首・肩の緊張
目には小さな筋肉があり、この筋肉がレンズの厚みを変えてピントを合わせています。
近くを見続けると、この筋肉がずっと緊張した状態になります。
すると、その緊張が神経を通じて首や肩の筋肉にも伝わり、肩こりが起こるのです。
前かがみ姿勢による負担
スマホやパソコンを見るとき、多くの人は前かがみになります。
頭の重さは約5キロもあり、前に傾くとその何倍もの負担が首や肩にかかります。
頭が正常な位置より少し前に出るだけで、首や肩への負担は約2倍になると言われています。
自律神経の乱れ
目を酷使すると、体の緊張モードを司る神経が優位になります。
すると全身の筋肉が緊張しやすくなり、特に首や肩がこりやすくなるのです。
スマホ・パソコンが肩こりを悪化させる本当の理由と具体的な症状
ブルーライトの影響
スマホやパソコンの画面から出るブルーライトは、目を非常に疲れさせます。
ピント調整の筋肉が常に働き続けなければならず、これが眼精疲労を引き起こし、結果的に肩こりにつながります。
まばたきの減少
画面を見ているとき、まばたきの回数は通常の約4分の1に減ります。
まばたきが減ると目が乾き、目の疲れが増します。
すると無意識に画面に顔を近づけたり、首や肩に力が入ったりして、肩こりが悪化します。
目からくる肩こりの特徴
・肩を揉んでも一時的にしか楽にならない
・夕方から夜にかけて肩こりがひどくなる
・目の奥が重い、痛い感じがする
・頭痛も一緒に起こることが多い
・首の後ろから肩甲骨の内側が特に痛い
これらに当てはまる方は、肩だけでなく目のケアも必要です。
整骨院での治療方法
フジイ整骨院では、肩こりの患者さんに対して、目の状態もチェックします。
まず、1日にどれくらい画面を見ているか、目の疲れはどうかなどを詳しくお聞きします。
そして、実際にスマホを持つ姿勢やパソコンを使う姿勢を見せていただき、どこに負担がかかっているかを確認します。
肩だけでなく、首の付け根や目の周りのツボにも施術を行います。
特に首の後ろのツボは、目の疲れと肩こりの両方に効果的です。
また、こめかみや眉の周りを優しくほぐすことで、目の周りの血流を改善します。
スマホを見るときは目の高さまで上げる、パソコンは画面の上端が目の高さになるように調整するなど、具体的な姿勢のアドバイスも行います。
20分に1回は遠くを見る、1時間に1回は席を立つ、温かいタオルで目を温めるなど、日常生活でできる目のケア方法もお伝えします。
気になることや、不安なことはできるだけ詳しく教えていただけるととてもありがたいです。
まとめ
いかがでしたか?
このブログでは、肩こりの原因が実は目の疲れにあることをお伝えしてきました。
デジタル機器が生活に欠かせない現代、目の疲れは避けられません。
しかし、適切なケアをすることで、目の疲れからくる肩こりは予防・改善できます。
肩をいくら揉んでも良くならない、マッサージに行ってもすぐに戻ってしまう、
そんな肩こりに悩んでいる方は、一度目の疲れを疑ってみてください。
フジイ整骨院では、肩こりを「肩だけの問題」として見るのではなく、目や姿勢、生活習慣も含めた総合的なアプローチで根本改善を目指しています。
長く続く肩こりでお困りの際は、ぜひ一度フジイ整骨院にご相談ください。
目と肩の両方をケアして、快適な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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