(【腰痛・関節痛の意外な原因】水分不足が筋肉や関節を固める?柔軟性を守るための予防と改善法)

はじめに

 

 

こんにちは、たつの市フジイ整骨院 院長の藤井です。腰痛や関節痛といえば「年齢のせい」「運動不足」「体重増加」などを原因に挙げる方が多いと思います。

 

確かにそれらも関係していますが、意外と見落とされがちな要素に「水分不足」があります。

特に普段からあまり水を飲まない人や、お茶やコーヒーで水分を済ませている人では、体の水分量が足りずに筋肉や関節が固くなりやすい傾向があります。

 

実際に、腰痛や膝痛のご相談で来院された方に「普段どのくらい水を飲んでいますか?」と聞くと、1日コップ2〜3杯程度しか飲んでいないケースが少なくありません。

 

筋肉や関節は常に動くため、潤いが不足すると柔軟性を失い、痛みが出やすい状態になります。

 

 

 

水分不足が筋肉や関節の柔軟性を奪うメカニズムとは

 

 

体の約70%は水分でできています。その中で筋肉は約75%、関節の軟骨は約80%が水分です。

 

つまり水分が不足すれば、まず筋肉や関節の機能が影響を受けます。

 

筋肉は水分を含むことでしなやかに収縮・伸展ができますが、脱水状態では硬くこわばりやすくなります。

すると腰や肩の筋肉が縮み、動作のたびに余計な負担がかかり、慢性的な痛みへとつながります。

 

また関節の軟骨は水分によってクッションの役割を果たしています。

 

水分が足りないと軟骨の弾力が失われ、膝や股関節で「骨と骨がぶつかるような痛み」が起きやすくなります。

 

さらに、体内の水分不足は血流も滞らせるため、酸素や栄養が筋肉や関節に届きにくくなり、疲労や炎症が回復しにくい状態をつくります。

 

 

 

 腰痛・関節痛が悪化する生活習慣と水分不足の関係

 

 

水分不足は単に「飲む量が少ない」だけでなく、生活習慣とも深く関係しています。

 

例えば、コーヒーやアルコールは利尿作用があるため、飲んでも体の水分保持にはつながりません。

 

特に仕事中にコーヒーばかり飲んでいる方や、夜にお酒を飲んでそのまま寝る方では、翌朝体が脱水状態になりやすいのです。

 

また、長時間のデスクワークで動かない生活は、筋肉のポンプ作用が弱まり血流が滞るため、さらに筋肉や関節が硬くなります。

加えて、入浴をシャワーで済ませる人も注意が必要です。

 

湯船に浸かると体が温まり血流が良くなり、水分が体内に循環しやすくなりますが、シャワーだけではその効果が得られません。

 

このように、水分不足と生活習慣が重なることで腰痛や関節痛が慢性化していくのです。

 

 

 

今日からできる水分補給と柔軟性を守る工夫

 

 

腰痛や関節痛を防ぐには「水を飲む習慣」を見直すことが大切です。

 

目安は1日1.5〜2リットル。いきなり増やすのが難しい方は、朝起きたとき・食事の前・入浴の前後・寝る前など、タイミングを決めてコップ1杯ずつ飲むのがおすすめです。

また、一度に大量に飲むのではなく、少しずつこまめに摂取することがポイントです。

 

さらに、関節の柔軟性を守るには軽い運動も欠かせません。

 

水分補給と合わせてストレッチやウォーキングを取り入れることで、筋肉の血流が改善され柔軟性が維持しやすくなります。

 

特にデスクワークの合間に立ち上がり、背伸びや足首を回すだけでも効果的です。

 

水分と運動の両方から体を整えることで、痛みにくい体を作ることができます。

 

 

まとめ

 

 

腰痛や関節痛の原因はひとつではありませんが、「水分不足」が意外な落とし穴になっていることは少なくありません。

 

筋肉や関節は水分を含んでこそ柔らかく動けるものです。

 

水を飲む習慣を整え、生活の中でこまめに水分を補給することで、痛みやこわばりを軽減できる可能性があります。

 

もし「最近体が固い」「動くとすぐに痛みが出る」と感じている方は、まず水分補給を見直してみてください。

 

フジイ整骨院では、体の使い方や生活習慣の改善も含めて、一人ひとりに合わせた施術を行っています。

 

腰痛や関節痛でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

 

 

 

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