目次
はじめに
花粉症といえば春のイメージが強いですが、実は秋にも多くの方が悩まされています。
ブタクサやヨモギ、カナムグラといった草花の花粉は、ちょうど稲刈りや紅葉が始まる時期に飛散量が増加し、鼻水・くしゃみ・目のかゆみ・喉の違和感などを引き起こします。
さらに、夏の疲れが残っている体に気温差や乾燥といった要素が加わり、春よりも症状がつらくなる方も珍しくありません。
フジイ整骨院では、この秋特有の花粉症に対し、西洋医学的な薬だけに頼らず、鍼(はり)治療を用いた自然なアプローチを提案しています。
本記事では「なぜ秋に花粉症がつらいのか」「鍼治療がどう役立つのか」を分かりやすく解説し、実際の施術例やご家庭でできるセルフケアまでご紹介します。
秋の花粉症がつらい理由と特徴
秋の花粉症は春のスギやヒノキと違い、主に雑草の花粉が原因となります。
ブタクサやヨモギは背丈が低く、花粉が地面近くを漂うため、日常生活で吸い込みやすいのが特徴です。
散歩中や庭の手入れ、買い物中など、ほんの短時間でも症状が出ることがあります。
さらに秋は昼夜の寒暖差が大きく、自律神経の働きが乱れやすい季節です。
夏に冷房で体を冷やし続けた疲れも残っており、免疫バランスが崩れた状態で花粉を浴びることで、症状が強く出やすくなります。
単なる「花粉症」だけでなく「体調の揺らぎ」と重なって現れるのが秋の特徴です。
鍼治療が花粉症に効果的とされる理由
鍼治療は、症状そのものを直接抑えるというよりも、「体全体のバランスを整える」ことに強みがあります。
花粉症は鼻や目の炎症に注目されがちですが、実際には免疫の過敏反応や自律神経の乱れが深く関与しています。
鍼治療によって期待できる作用は以下のとおりです。
- 鼻や喉まわりの血流を改善し、炎症を抑える
- 首・肩の筋緊張を緩め、呼吸をしやすくする
- 自律神経のバランスを整え、過剰な免疫反応を鎮める
- 副交感神経を優位にして睡眠の質を高め、回復力を引き出す
特に顔まわりの経穴(ツボ)に鍼を行うと鼻づまりや目のかゆみが和らぎやすく、手や足にある全身調整のツボを併用することで体質そのものを整えていきます。
フジイ整骨院での施術の流れと特徴
当院では、一人ひとりの症状や体調に合わせて鍼の部位や刺激の強さを調整しています。
たとえば、鼻づまりが強い方には星状神経節というツボを中心に施術することで瞬時に鼻が通りやすくなります。
倦怠感が強い方には全身の調整に効果的なツボを選びます。
当院の花粉症治療について詳しくはこちらをご覧ください。
また、花粉症の方は首や肩が緊張して呼吸が浅くなりがちです。
首まわりを緩めることで酸素の取り込みが増え、症状が軽減するケースも多くあります。
当院では鍼だけでなく、手技療法を組み合わせることでリラックス効果を高めています。
患者さまからは「夜に鼻が通って眠れるようになった」「薬を減らしても楽に過ごせるようになった」といった声をいただいています。
ご家庭でできる秋の花粉症セルフケア
鍼治療とあわせて、日常生活の工夫も大切です。以下のポイントを意識するだけでも症状の軽減につながります。
- 帰宅後はうがい・洗顔をして花粉を落とす
- 室内に入る前に服を払って花粉を持ち込まない
- 就寝時は枕元に濡れタオルを置き、湿度を保つ
- 腹式呼吸を意識して自律神経を整える
- 甘いものやアルコールを控え、腸内環境を整える
これらのセルフケアは薬や施術を補う役割を果たし、症状の長期的な安定にもつながります。
まとめ
秋の花粉症は、気づかぬうちに生活の質を下げてしまいます。
特に「春だけ花粉症だと思っていたのに秋もつらい」「薬だけでは十分に抑えられない」という方には、鍼治療という新しい選択肢を知っていただきたいと思います。
フジイ整骨院では、呼吸・自律神経・免疫のバランスを重視し、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
季節の変わり目を少しでも快適に過ごすために、ぜひお気軽にご相談ください。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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