目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。
ある患者さんが「病院で長時間座っていたあと、夜中に何度も足がつって目が覚めてしまい、
そのあと足が固まって動かなかった」とおっしゃっていました。
似たような経験をされた方も多いのではないでしょうか。
足がつるのは年齢のせいと考えられがちですが、実はそれだけが理由ではありません。
普段の体の使い方や生活習慣、そして体のバランスなどが関わっています。
このブログではそんな足のつりの原因や対策法について見ていきます。
足のつりや、こむら返りでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
足がつるときに体の中で起きていることとは
足がつるとは、ふくらはぎや太ももの筋肉が急に強く縮んでしまい、自分の思い通りに動かせなくなる状態です。
夜中や明け方に突然起こり、激しい痛みで目が覚めることもあります。
長時間座ったあとの足のカチカチ感も、実はこの仕組みと深くつながっています。
なぜそうなるのかというと、ひとつは血の流れが悪くなるからです。
ずっと同じ姿勢でいると足の血がスムーズに回らなくなり、筋肉に必要な栄養や酸素が届きにくくなります。
その結果、筋肉が疲れやすくなり、つりが起こりやすくなるのです。
もうひとつは体の中の水分や塩分のバランスです。
汗をかいたり水分が不足したりすると、筋肉の働きが乱れてしまいます。
そして腰や骨盤がゆがんでいると神経に負担がかかり、その影響が足に出てしまうこともあります。
つまり足だけの問題ではなく、体全体の状態が関係しているのです。
自分でできる予防法|日常生活で気をつけたいポイント
では、自分でできる予防にはどんなことがあるのでしょうか。
まず大切なのは寝る前に軽く体を伸ばすことです。
特にふくらはぎや太ももをゆっくり伸ばすと、夜中の足のつりを防ぎやすくなります。
次に意識したいのは水分補給です。
寝ている間にも人は汗をかいています。
寝る前にコップ一杯の水を飲むだけで、つりを減らせることがあります。
また、体を冷やさないようにすることも大切です。
冷えると筋肉は固まりやすくなります。
特に足元を温めて眠ると安心できます。
夏場はエアコンが必須だと思いますが、温度を下げるのではなく、扇風機やサーキュレーターを使うと涼しく感じますよ。
こむら返りの対処法についてはこちらのブログでも紹介していますのでご覧ください
足の硬さや繰り返すつりに対する当院の施術
自分で工夫しても足のつりが何度も繰り返される場合は、整骨院でのケアが役立ちます。
当院ではまず筋肉をほぐして血の流れを良くし、足が疲れにくい状態に整えます。
また、腰や骨盤のゆがみを整えることで神経への負担を減らし、足の筋肉が過敏にならないようにしていきます。
さらにご自宅でできる簡単な体のケア方法もお伝えしています。
その方の体の状態に合わせたストレッチや生活の工夫を取り入れることで、再び足がつることを防ぐことができます。
足の症状だけを見るのではなく、全身のバランスを整えることで根本的な改善につなげることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
夜中に足がつるのは単なる年齢のせいではなく、血の流れや体の水分バランス、そして腰や骨盤の状態が関係しています。
寝る前のストレッチや水分補給、体を冷やさない工夫をするだけでも予防は可能です。
それでも繰り返してしまうときは、整骨院で体全体を見直すことをおすすめします。
夜中の足のつりで眠れないのはとてもつらいことですが、正しく体をケアしていけば改善できます。
快適に眠れる体を取り戻して、毎日を元気に過ごしていただきたいと思います。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
お電話でのご予約
ご予約はお電話
までご連絡ください。
インターネットでのご予約
インターネットからのご予約を受け付けております。
LINEでの予約
LINEからのご予約も可能です。