目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。
外反母趾というと、足の親指が曲がって痛くなる症状というイメージが強いと思います。
しかし整骨院で体を見ていると、外反母趾のある方に腰痛が出ているケースが少なくありません。
「足と腰は関係あるの?」と思われるかもしれませんが、実は体はすべてつながっています。
今回は、外反母趾と腰痛の関係について、体の仕組みからわかりやすくお話しします。
外反母趾は足だけの問題ではない
外反母趾は、足の親指が外側に曲がってしまう状態です。
靴の影響や足の形、歩き方などさまざまな要因が関係して起こります。
多くの方は「足の問題」と考えますが、体の使い方を見ていくとそれだけではありません。
足は体を支える土台です。
家で言えば「基礎」のような役割があります。
もし基礎が傾けば、その上にある柱や壁にも影響が出ます。
体も同じで、足のバランスが崩れると、その影響は膝や股関節、そして腰へと伝わっていきます。
足のバランスが崩れると体はどうなるのか
外反母趾になると、足の親指で体を支えにくくなります。
本来、歩くときには親指がしっかり地面を押す役割をしています。
しかし親指がうまく使えなくなると、体は別の場所でバランスを取ろうとします。
すると
・足の外側に体重がかかる
・歩き方が変わる
・体の軸がずれる
といった状態が起こります。
この状態が続くと、体の重心が少しずつずれていきます。
そしてその影響を受けやすいのが腰です。
外反母趾の方に腰痛が多い理由
整骨院で体を見ていると、外反母趾のある方には次のような特徴が見られることがあります。
・歩くときに足の外側に体重がかかる
・片側の腰ばかりが疲れる
・長く歩くと腰が重くなる
これは、足のバランスの崩れを腰が補おうとしているためです。
体はとてもよくできていて、どこかがうまく働かなくなると、別の場所がカバーしようとします。
しかしその状態が長く続くと、カバーしている部分に負担がかかってしまいます。
外反母趾がある方に腰痛が起こるのは、こうした体の働きが関係していることがあります。
歩き方の変化が腰に負担をかける
外反母趾になると、知らないうちに歩き方が変わります。
歩幅が小さくなったり、足をかばう歩き方になる、体が左右に揺れる…。
こうした歩き方が続くと、体の軸が安定しにくくなります。
その結果、腰まわりの筋肉が常に働く状態になります。
つまり、腰が「休めない状態」になってしまうのです。
この状態が続くと、慢性的な腰のだるさや痛みにつながることがあります。
体全体を整えることの大切さ
外反母趾の方の腰痛を見るとき、腰だけをケアしても十分でない場合があります。
足の状態や歩き方、体全体のバランスを確認することが大切です。
体の土台である足の使い方が変わると、体のバランスも変わってきます。
すると、歩くときの安定感や腰への負担、体の動きやすさ
こうした部分が少しずつ変わっていきます。
当院では体全体のつながりを見ながら、無理のない形で整えていくことを大切にしています。
実際の症例から見えてきたこと
当院でも、長年腰痛でお悩みの方に「最近、体で気になっていることはありますか?」とお聞きすると、「実は外反母趾もずっと悩んでいます」とお答えいただくことがあります。
そこで足の調整を行いながら筋力テストをしてみると、左右の足の筋力に明らかな差が出ているケースがありました。
弱くなっている側の筋肉に刺激を入れるため、テーピングと特定のポイントに小さな道具を用いてアプローチしてみました。
するとその場で「あ、なんか立ちやすい」というお声をいただきました。
長年かけて傾いてきた体がすぐに変わるわけではありません。
しかし土台となる足のバランスを整えることで、体は少しずつ自らバランスを取り戻そうとしてきます。
しばらく続けていただいた結果、今ではテーピングがなくても両足でしっかり立てるようになり、以前のような腰痛に悩まされることもなくなったとお喜びの声をいただいています。
まとめ
いかがでしたか?
外反母趾は足の症状と思われがちですが、体全体に影響することがあります。
特に歩き方や体のバランスが変わることで、腰に負担がかかるケースも少なくありません。
もし
・外反母趾がある
・長く歩くと腰が痛い
・片側の腰だけが疲れる
こうした症状がある場合は、足だけでなく体全体を見直してみることも大切です。
体はすべてつながっています。
土台が整うと、体は思っている以上に楽に動けるようになります。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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