目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。
前回までは手のしびれを起こす原因としてスマホの使い方にあるかもしれないとお伝えしました。
「なんとなく手がしびれる」「スマホを見てると悪化する気がする…」そんな方は、普段の生活に“悪化させる習慣”があるかもしれません。
それらの習慣に気づいて良い習慣に変えていくことで、手のしびれの改善につながるし予防にもなります。
50代女性の事例から注意点を解説しますので、少しでも当てはなるなと思われた方は良い習慣に変えてみてくださいね。
スマホが手のしびれを悪化させる理由とは?
スマホが手のしびれに関係することは、前回お伝えしましたが、
実は日常生活のちょっとしたクセが、しびれを長引かせたり悪化させたりしてしまうんです。
あなたも知らず知らずのうちにしてしまっている習慣があるかもしれませんので、
自分の習慣と比較しながら見てみて下さいね。
気をつけたい!しびれを悪化させるNG習慣3つ
① 寝転びながらのスマホ操作
布団やソファで横になってスマホを見ると、頭が前に出て首に大きな負担がかかります。
この状態が続くと、首まわりの神経や血管が圧迫されて、しびれを引き起こしやすくなります。
特に寝る前にスマホを長時間見てしまうと、スマホのライトが目に入ることで交感神経を優位にさせてしまいます。
せっかくお風呂に入ったりしてリラックスした状態で、副交感神経が優位になっているのにまた脳を興奮状態にすることになってしまいます。
眠りが浅くなったり、疲労が取れにくくなったりしますので、できるだけ避けることをおすすめします。
うつ伏せでスマホを見る姿勢は首のカーブが強くなってしまうので、脳への血の巡りにも影響を与えます。
朝起きた時ぼーっとしたりする時はその影響が出ているものと思われます。
寝転びながらのスマホ操作でできることとは
できるだけ体を起こして操作をすることが望まれますが、スマホスタンドを使用するのも良いでしょう。
② 片手でスマホを長時間持ちっぱなし
スマホを片手で持ってスクロールし続けると、手や腕の筋肉がずっと緊張した状態になります。
これが続くと使い続ける筋肉は硬くなる習性がありますので、硬くなった筋肉の血の巡りは悪くなります。
それが神経の流れをも悪くして、しびれやだるさが強くなってしまいます。
使い方としてはスマホを持つ側の肘に反対側の手を支えるように置いて、両手で支える状態を作る習慣をつけましょう。
③ 夢中になって2〜3時間動かない
スマホを見ていると時間を忘れて、気づけば2〜3時間同じ姿勢…なんてこともありますよね。
これはまるで水道ホースを踏みっぱなしにしている状態。
血の流れが悪くなり、神経の働きも鈍くなって、しびれが出やすくなります。
30分で休憩するまたは終えるのが理想。
同じ姿勢は禁物です。
最低でも1時間に1度背伸びをするだけでも血の流れが変わります。
首を動かして硬いなと感じたら休憩の頃合いです。
まずは「気づく」ことが大切です
いかがでしたか?
ご自身に当てはまっている習慣はありましたか?
無意識のうちにやっている習慣が、手の不調の原因になっていることはよくあります。
一度、自分のスマホの使い方を見直してみることが、改善の第一歩です。
次回は「自宅でできるセルフケア」をご紹介!
→ 第4回へ:手のしびれに効く!スマホ姿勢におすすめのセルフケア3選
→ 前回:それでも治らない手のしびれ…実はスマホが原因かもしれません
→ 初回:手がしびれる原因は?病院と整骨院の違いと正しい受診の流れ
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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