50代女性必見:冬の冷え性改善・手足を温める簡単テクニック

女性Aさん
女性Aさん
先生、最近、寒さが厳しくなってきて、特に手足の冷えがひどいんです。どうにかなりませんか?
院長1
院長1
冷えの問題はこの時期特に多いですね。
冷えは体の血流が滞ることで起こりますので、まずは血流を改善することから始めましょう。
詳しく説明しますね。

はじめに

12月に入ってから朝と昼の寒暖差がキツくなってきましたね。

冬の始まりは、まだ体が気温の変化に慣れていないので、特に冷えを感じる方は多くなります。

 

そこで今回は「50代女性必見:冬の冷え性改善・手足を温める簡単テクニック」と題して、手足の冷えでお困りの方へお話ししてまいります。

 

12月に入り、手足の冷えでお悩みの50代女性からの相談を受け、このブログを書くことにしましたので、同じようなお悩みを持つ方は最後までお読みくださいね。

冬の始まりの冷え性改善方法はこれだけあればいい

 

結論から申し上げますと、冷え性改善のためには、

 

①体温を逃がさないような適切な衣服の着用

 

②暖かい飲み物の摂取

 

③適度な運動

 

④バランスの良い食生活が重要です。

 

さらに、⑤東洋医学の知恵を取り入れ、特定のツボを刺激することで、冷え性の改善を図ることができます。

 

 

50代女性は冬の始まりにどうして冷え性になりやすいの?

 

12月に入ってくると朝と晩の寒暖差が激しくなってきます。

 

しかも、1日ごとの気温差も日によっては10℃くらい変わる時もありますよね。

 

冬の始まりの体の変調は、「寒暖差疲労」とも言われています。

寒暖差疲労とは、寒暖差が激しくなると自律神経が乱れて、体に疲労や不調が生じることです。

 

クーラー病も同じ症状ですね。

 

人によって症状は異なりますが、頭痛・全身の倦怠感・冷え・むくみ・めまい・肩こり・胃腸障害などが起こります。

 

人間の体には、体の状態を一定に保とうと働いている自律神経があります。

 

 

自律神経は、体温を適切に保つために働いています。

 

それは、エアコンの自動調節が寒くなれば暖房が強くなり、暑くなれば涼しくしているのと同じで、体が必要な温度に保たれるように自動的に調節しています。

 

 

また、ホルモンの調整によって自律神経は変化します。

 

女性は50代を迎える頃からホルモンバランスが乱れてくることで自律神経のコントロールも乱れやすくなります。

 

これにより寒暖差の影響を受けやすく、冷え性の原因になるんですね。

 

冷え性対策 まずはここから

 

①適切な衣服の着用:保温性の高い素材を選び、層になるように着ることで体温を逃がしにくくします

②温かい飲み物を取り入れる:生姜茶やハーブティーなど、体を内側から温める飲み物を日常的に摂ることが効果的です。

③適度な運動:軽いストレッチやウォーキングなどの運動で血流を良くし、体を温めます。

④足湯や手浴の利用:日々の生活の中で足湯や手浴を取り入れることで、手足の冷えを和らげることができます。

⑤バランスの取れた食生活:体を温める食材(根菜類、たんぱく質豊富な食品など)を積極的に摂取します。

 

東洋医学から冷え性改善。1日1分でできるツボ対策。

 

1. 足三里(あしさんり)

 

• 位置:膝の下約3寸(人差し指3本分くらい)の外側、骨の外側にある凹んだ部分。

 

• 刺激方法:親指でゆっくりと圧を加え、1~2分間マッサージします。両足で行いましょう。

 

2. 三陰交(さんいんこう)

 

• 位置:内くるぶしの上約4寸(人差し指4本分くらい)の内側、脛骨の端にある凹んだ部分。

 

• 刺激方法:親指で優しく圧をかけながら、少し回転させるようにして1~2分間マッサージします。こちらも両足で。

 

3. 陰陵泉(いんりょうせん)

 

• 位置:膝の内側のくぼみから指4本分下がったところにある凹み。

 

• 刺激方法:親指でやさしく押し、1~2分間静かにマッサージします。

 

4. 太谿(たいけい)

 

• 位置:内くるぶしの後ろ、アキレス腱のすぐ側。

 

• 刺激方法:指の腹で軽く押し、少し圧をかけながら1~2分間マッサージします。

 

まとめ

 

今回は50代女性が冬の始まりの寒暖差による冷え性を改善する方法についてお伝えしました。

 

長い冬の始まり。

適切な対処法を知っておくことで体を冷やすことなく良い状態を保てることができます。

 

それでも体が冷える場合は体の歪みがあることで血流が悪くなっている可能性もあります。

 

もし、そのようなお悩みが解決しない場合は、当院でもあなたに合った改善策をお伝えすることができますので、お近くの方はご相談いただきましたら幸いです。

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です