[ばね指に多い症状と悪化を防ぐ生活習慣について解説]

はじめに

 

 

みなさん、こんにちは。

 

たつの市にあるフジイ整骨院、院長の藤井です。

 

 

 

最近「指がカクカクして痛い」「朝起きると指が曲がったままで伸びにくい」という方がよく来院されます。

 

これは「ばね指」という症状で、50代から70代の女性に特に多く見られますが、スマホやパソコンをよく使う若い方にも増えています。

 

 

 

ばね指とは、指の曲げ伸ばしがスムーズにできず、伸ばすときにカクンと引っかかる状態のことです。

 

まるでばねが弾けるように動くため「ばね指」と呼ばれています。

 

 

 

 

症状は朝起きたときに最も強く出ることが多く、時間が経つと少し楽になります。

 

ひどくなると指の付け根が痛んだり腫れたりして、最終的には指がほとんど動かせなくなることもあります。

 

親指に最も多く起こりますが、中指や薬指にも現れることがあります。

 

料理や掃除、字を書くなど日常の動作がつらくなり、生活の質がとても下がってしまう症状です。

 

 

 

このブログを読んで、一緒に対策をしましょう。

 

 

 

 

どうしてばね指になるの?

 

 

ばね指は、指を曲げ伸ばしする筋肉の先にある「腱」という紐のような組織と、それを包む「腱鞘」というトンネルに炎症が起こることで発症します。

 

簡単に説明すると、指を動かすたびに腱がトンネルの中を通るのですが、使いすぎによって腱が腫れて太くなったり、トンネルが狭くなったりします。

 

すると太くなった腱が狭いトンネルを通りにくくなり、引っかかるような感じになるのです。

 

 

 

 

最も多い原因は指の使いすぎです。

 

パソコンのキーボードを長時間叩いたり、スマートフォンを親指で操作し続けたり、料理や掃除で手をよく使う人がなりやすいです。

 

 

 

また、女性に多い理由として、更年期や妊娠中のホルモンバランスの変化も関係しています。

 

女性ホルモンが減ると、腱や関節が硬くなりやすくなるのです。

 

 

 

その他にも、糖尿病の方や冷え性の方、ストレスが多い方も発症しやすいと言われています。

 

手が冷えると血の流れが悪くなり、炎症が治りにくくなるためです。

 

 

 

 

 

 

病院で「異常なし」と言われても諦めないで

 

 

ばね指で病院に行くと「レントゲンでは骨に異常がありません」と言われることがよくあります。

 

でも、症状は確かにあるし、毎日の生活がつらいですよね。

 

これは、ばね指が骨の病気ではなく、腱や腱鞘の炎症による症状だからです。

 

レントゲンでは骨しか写らないため、腱の腫れや炎症は見えません。

 

 

 

「異常なし」と言われても、症状を放っておくと徐々に悪化していきます。

 

最初は軽い引っかかり程度でも、だんだん痛みが強くなったり、指が動かなくなったりすることもあります。

 

 

 

ですが、早めに適切なケアを始めることで、手術をしなくても改善することが多いです。

 

整骨院では、手や腕の筋肉の緊張をゆるめて、腱にかかる負担を軽くする治療を行います。

 

経験豊富な先生であれば、触診や指の動きを見るだけで、ばね指かどうか正確に診断することができます。

 

諦めずに、専門的な治療を受けることが大切です。

 

 

 

 

 

自分でできる改善方法

 

 

ばね指の症状を和らげるために、自宅でできる簡単な方法をご紹介します。

 

 

 

①まずは手を温めましょう

 

お湯に手をつけて温めたり、お風呂でゆっくり手を温めると血の流れがよくなり、痛みや腫れが楽になります。

 

蒸しタオルで手のひらを包むのも効果的です。

 

冷房で手が冷えないよう、普段から注意することも大切です。

 

 

 

 

 

②簡単なストレッチを試してみましょう

 

手のひらを机の上に置いて、もう片方の手で軽く指を反らすように伸ばします。

 

痛くない程度に10秒ほど伸ばしてください。

 

また、手をグーに握ってからパッと大きく開く動作を繰り返すのも効果があります。

 

 

 

 

 

③手の使い方を工夫しましょう

 

スマホは親指だけでなく、人差し指も使って操作しましょう。

 

パソコンを使うときは30分に一度は手を休めて、軽くマッサージをしてください。

 

料理では軽い包丁を使い、重い鍋を持つときは両手で持つなど、一本の指に負担をかけすぎないよう気をつけましょう。

 

 

 

④十分な睡眠と栄養を心がけましょう

 

体の回復力を高めるために、しっかりと眠ることが大切です。

 

また、魚や野菜を多く食べて、炎症を抑える栄養素を取り入れましょう。

 

 

 

ただし、痛みが強いときは無理にストレッチをせず、安静にして早めに専門家に相談してください。

 

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

ばね指は、指の曲げ伸ばしがスムーズにできず、カクンと引っかかる症状です。

 

病院で「異常なし」と言われても、症状は確かに存在します。放っておくと悪化する可能性があるため、早めのケアが大切です。

 

 

 

当院では、一人ひとりの症状に合わせた丁寧な治療を行い、再発防止のためのアドバイスも提供しています。

 

ばね指でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

適切な治療で、快適な手指の動きを取り戻しましょう。

 

 

 

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

 

 

 

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