(気づかぬうちに“心が腰に出ている”?夏のイライラ・不眠と腰痛の関係)

はじめに

 

夏になると、腰が重く感じる・寝ても疲れが取れないという方が増えてきます。

 

その原因として意外と見落とされがちなのが、精神的なストレスや睡眠の質の低下です。

 

たとえ何もしていなくても、連日の暑さや湿気、室内外の温度差などで、体には知らず知らずのうちにストレスがかかっています。

 

そしてそのストレスが、自律神経のバランスを崩し、腰や背中の筋肉を硬くしてしまうのです。

 

 

夏になると腰が張ってくる?その原因は筋肉ではなく“自律神経の乱れ”かもしれません

 

夏は、気温と湿度が高くなることで、体温調節や睡眠の質が乱れやすい季節です。

 

さらに、冷房による冷え・屋外と室内の温度差・寝苦しさ・外出時のイライラなどが積み重なることで、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れがちになります。

 

交感神経が優位になると、体は「緊張状態」に入り、筋肉もリラックスできなくなります。

 

結果として、特に腰まわりの筋肉に無意識な力が入り、慢性的な張りやだるさ、腰痛につながるのです。

 

 

精神的なストレスが体に現れるとき──自律神経が筋肉を固めてしまう仕組みとは?

 

自律神経は、私たちの意識とは関係なく働いている「体内のバランス調整役」です。

 

この自律神経が乱れると、睡眠・内臓の働き・血流・呼吸など、あらゆる体の機能に影響を及ぼします。

 

とくに交感神経が過剰に働いている状態では、筋肉が硬くなりやすく、血流も悪くなってしまいます。

 

血流が悪い筋肉は酸素や栄養が届きにくく、疲労物質がたまりやすい状態に。

 

こうした状態が腰に起きると、「何もしていないのに腰が痛い」「張っていて気になる」といった症状が出てくるのです。

 

 

 

朝起きたときに腰が痛いあなたへ──眠りを深くするセルフケアを紹介!

 

夏の夜は、蒸し暑さやエアコンによる冷えで眠りが浅くなりがちです。

 

睡眠中にしっかり筋肉を緩める時間が取れないと、朝起きた時点ですでに腰が硬い状態になっていることがあります。

 

また、浅い眠りが続くと脳が休まらず、ストレスを解消する力も低下します。

こうした悪循環を防ぐには、寝る前に自律神経を落ち着かせる習慣を取り入れることが効果的です。

 

 

✅ 寝る前におすすめの3つのセルフケア

 

①【深呼吸でゆるめる】

 

・鼻から4秒吸って、口から8秒かけて吐き出す

 

・お腹をふくらませるようにゆっくり呼吸

 

→ 呼吸を整えることで、副交感神経が働きやすくなります

 

②【お風呂で体を温める】

 

・38〜40℃のお湯に10〜15分ゆっくりつかる

 

→ 腰まわりの血流が良くなり、筋肉もゆるみやすくなります

 

 

③【やさしいストレッチ】

 

・仰向けで両膝を立て、左右にゆっくり倒す腰ねじり体操

 

・ひざ抱えストレッチで、腰まわりを軽く伸ばす

 

→ 無理のない範囲で、毎晩1〜2分でOK!

 

 

まとめ

 

 

夏の腰痛は、筋肉の疲れだけでなく、心や神経の“緊張”からくることも少なくありません。

 

冷えや寝不足、イライラなどが重なるこの季節は、自律神経のバランスが乱れがち。

 

だからこそ、「リラックス」こそが腰痛改善の第一歩になることがあります。

 

フジイ整骨院では、腰そのものを見るだけでなく、全身のバランスや呼吸・生活習慣まで含めたアドバイスも行っています。

 

「暑くてイライラする」「最近、腰が固まりやすい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

あなたの腰痛、もしかしたら“心の声”かもしれません。

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

 

 

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