目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。
卒業シーズンですね。
卒業式は、卒業生やその家族にとって大切なイベントです。
しかし、長時間の座り方や立つこと、また感情的な場面で体を緊張させることが多く、腰痛を引き起こすことがあります。
腰痛は日常生活に影響を与えるため、予防と適切な対応が重要です。
当院の患者さんの中にも、卒業式に行った後から腰痛をぶり返してつらかったという経験をされた方がいらっしゃいました。
卒業式後の腰痛を引き起こす共通点もありましたので、頭に入れておいて適切な対策をとっていただきたくこのブログを書くことにいたしました。
このブログでは、フジイ整骨院の院長として、卒業式後に起こりやすい腰痛について詳しく説明します。
大切なイベントの後、痛みを残さずにスッキリしましょう。
卒業式での腰痛の原因
卒業式での腰痛の原因は、主に長時間の座り方や立つこと、感情的な緊張などが挙げられます。
普段着慣れない服装で長時間座ることで、腰や背中の筋肉に負担がかかります。
卒業式では長時間あまり動けない状態で、しかも少し寒さを感じながら座っていることになりますよね。
特に、椅子が硬い場合や、姿勢が悪いと、腰痛を引き起こしやすくなります。
姿勢が悪いと、体の重心がずれてしまい、腰に不自然な力がかかります。
また、立ったままの長時間も足や腰に負担をかけ、特に足元が硬い場合や冷える場合は腰痛が悪化することがあります。
足の血流の悪さは心臓への血の戻りを悪くしてしまいますので足元には注意が必要です。
卒業式のように格式高い雰囲気で感情的な緊張も、筋肉が硬くなり、通常よりも多くの力が腰に集中する原因となります。
式中は気を張っているのもあって気が付きにくいですが、後になってから痛みがどっとくることもあります。
さらに、会場の環境も腰痛に影響を与えることがあります。
特に、寒い環境では筋肉が硬くなりやすく、腰痛を悪化させることがあります。
したがって、卒業式での腰痛を防ぐためには、これらの要因を考慮することが重要です。
私院長も先日卒業式に参列いたしましたが、体育館の冷えた場所で2時間近く座っているのはかなりの負担がかかりました。
ですので、ブランケットやカイロなどをうまく使って体が冷えるのを防ぎましょう。
カイロを腰回りに貼っておくのは良い対策です。
また、卒業式の準備段階で、体の準備を整えることも大切です。
例えば、軽い運動やストレッチを行うことで、筋肉を柔軟に保つことができます。
寒い朝に開かれることが多いので、あまり準備する時間がないですよね。
服装も堅苦しくなるので、少しでも動きやすくなるよう体を温める必要があります。
後に簡単に行えるストレッチ法をいくつかご紹介しますので、ぜひやってみて下さい。
腰痛予防に簡単にできるストレッチ法
腰痛を予防するためのストレッチは、日常生活に取り入れることで効果的です。
以下は、簡単にできるストレッチ法の2つです。
1. ふくらはぎのストレッチ
①壁に向かって立ち、手のひらを壁にあてます。
②片方の脚をまっすぐ後ろに伸ばし、かかとは平らにし、つま先はわずかに内側に向けます。
③両かかとを床からまっすぐにして、腰を壁にむかって前に押します。
④このストレッチを30秒間保持し、その後30秒間リラックスします。
これを10回ずつ2セット程度繰り返します。
このストレッチは、ふくらはぎの筋肉を伸ばし、血行を促進することで、筋肉の緊張を和らげ、柔軟性を高める効果があります。
また、むくみや冷えの改善、筋肉痛の予防や解消にも役立ちます。
2. グー・チョキ・パー運動
①足の指を使ってグー・チョキ・パーを作ります。
②親指から小指まで、できるだけ大きく動かします。
③10回を1セットとし、1日2セットを目安に行います。
このストレッチをして指を大きく動かすことで、足の指の筋力が強化されます。
これにより、足全体の安定性が向上し、立ち上がりや歩行時の安定性が増します。
これらのストレッチを日常的に行うことで、腰痛の予防に役立ちます。
卒業式の対策だけではなく、長時間座る生活スタイルの人には特におすすめです。
ただし、ストレッチは無理のない範囲で行うようにしましょう。
痛みが出た場合はすぐに中止し、安静にしてください。
卒業式での腰痛を防ぐ方法
腰痛を防ぐためには、適切な姿勢を保つことが重要です。
長時間座る際は、背筋をまっすぐに保ち、腰を深く座らないようにします。
椅子に体重をかけすぎないよう、軽く座ることが効果的です。
椅子にクッションを置くことで、腰の負担を軽減することもできます。
また、卒業式前に軽い運動を行うことで、筋肉を温めておくことが効果的です。
特に、腰や背中の筋肉を強化する運動が推奨されます。
先程のストレッチなどをしてみるのもいいですね。
靴も快適で、足に負担が少ないものを選ぶことが大切です。
特に、長時間立つ場合は、クッション性のある靴が良いです。
腰痛が続く場合の対応
腰痛が続く場合、まずは休息が重要です。
痛みがひどい場合は、しばらく休息することで、筋肉の負担を軽減できます。
特に、痛みが悪化する活動は避けるべきです。
また、温熱療法を用いることで、痛みを和らげることができます。
温熱療法は、筋肉の緊張を緩和し、血流を改善する効果があります。
腰や背中に辛さを感じた時は、カイロやストーブで温めることをまず始めましょう。
その後足首から動かせるようにすると、足の血の流れから全身に行き渡りやすくなるので回復を早めることになります。
またお風呂にしっかり浸かりましょう。
温度は熱すぎない程度の38℃~40℃にして15分ほど浸かるのがおすすめです。
痛めたらやめた方が良いのではと考える方もいらっしゃいますが、いちばんは血の流れを良くすることですので、しっかり温まりましょう。
痛みが続く場合は、専門医に相談し、適切な治療を受けることが推奨されます。
特に、痛みが持続する場合や日常生活に影響が出る場合は、早めに相談することが重要です。
それまでは市販のものでも良いので痛み止めのお薬を使用してみてください。ただし長期間の使用は避けるべきです。
腰痛の時の整骨院での治療法
整骨治療は、腰痛の原因となる筋肉や関節の不調を改善するために役立ちます。
整骨院では、専門的な技術を用いて、体のバランスを整え、痛みを軽減する治療を行います。
当院での治療方針
当院でも腰の痛みを訴えて来院される患者さんがたくさんいます。
当院では患者さんの状態を把握するため、まずお体の状態や普段の生活環境、過去の経験などゆっくりお話をお聞きします。
治療の過程で、患者さんの体のバランスを整え、痛みの原因を特定し、効果的な改善策を提供します。
全く痛みを感じない特殊な整体方法で歪みを整えることで、本来の体の良い状態に戻していくことができます。
体は本来よくなろうとしています。自分自身でよくなるきっかけを与えることで大きな痛みを引き起こさないようになっていきます。
また、治療後も継続的なケアや予防策を提案することで、将来的な腰痛の再発を防ぐことも可能です。
お一人で悩まずにぜひ気軽にご相談くださいね。
まとめ
いかがでしたか?
卒業式での腰痛は、予防と適切な対応が重要です。
長時間の座り方や立つこと、感情的な緊張を避けるための対策を心がけ、腰痛が続く場合は専門医に相談することが大切です。
フジイ整骨院では、腰痛の原因を特定し、効果的な治療を提供しています。
卒業式の後も快適に過ごせるよう、ぜひご相談ください。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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