こんにちは。たつの市フジイ整骨院院長藤井です。
先週非常事態宣言が発令され、兵庫県もその対応になりました。
その前には志村けんさんが亡くなられるという衝撃のニュースが飛び込んできて、一気に自粛ムードは高まってきた感があります。
さて、非常事態宣言といったもののなんのことなんだろう?
何が制限されてどんなことができるんだろう?
公的施設はもちろんデパートや映画館、イオンモールなども閉まってしまう。
生活はどうなってしまうの?病院以外いってはいけない?散髪もできない?
ご安心ください。当院のような整骨院・接骨院も医療機関であり、法令を遵守した基準のもとに開業をゆるされているので、換気や消毒といった感染の予防はすでに徹底しております。
ただ何がよくて何がいけないのかわからないよね。ってことですこし調べてみました。
目次
緊急事態宣言っていったいどういったもの?
緊急事態宣言は新型インフルエンザウィルス等特別措置法をもとに、このたびの新型コロナウィルスの対策として改正されました。
内閣総理大臣は、今回のウィルスのように
”国民の大部分が免疫を獲得していない感染症が発生した場合、緊急の措置を講ずるために「緊急事態」を宣言することができる。”
とのことです。
内閣総理大臣から緊急事態宣言が発令されると、対象地域の都道府県知事が法律に基づき、感染防止に必要な協力を要請・指示することができるようです。
緊急事態宣言後は外出してもいいの?
してもいいのか、いけないのかと言われると外出はできます。
緊急事態宣言は生活維持に必要な場合を除き、みだりに外出しないよう「要請」できます。
”特措法45条:(中略)当該特定都道府県知事が定める機関及び区域において、生活の維持に必要な場合を除き、みだりに当該者の居宅またはこれに相当する場所から外出しないこと(中略)を要請することができる。”
ただ、医療機関への通院や、健康維持のためのジョギングや散歩、生活必需品の買い物、必要不可欠な会社への出勤といった生活の維持に必要な場合は外出してもいいということです。
要請に応じないからと行って罰則はありません。
以下は兵庫県の対処方針から抜粋しました
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk03/documents/corona-taishohoushin0407.pdf
つまり、外出は自由にしてもいいよ。医療機関や食料など生活に必要な行動はやめる必要はないよ。ということです。
緊急事態宣言がでたら、整骨院や鍼灸院はどうなるのか?
整骨院や鍼灸院のような施術者が国家資格をゆうする治療院については、医療機関に分類されます。
このような医療機関においては、緊急事態宣言後も活動を自粛するような要請はでておりません。
もちろん、感染予防には最大の対策をこうじながら当院は施療しています。
感染症の予防には以前から法令遵守で対応しております。
当院では感染症予防に対する対策として、法令に遵守したものに加えて現在以下の対策を講じております。
・スタッフ全員のマスク着用
・ウィルス除去対応の空気清浄機を設置
・定期的な換気
・院長及びスタッフの手洗いと手指アルコール消毒の徹底。
・患者様にも来院時、退出時にアルコール消毒をお願いしております。
・鍼は使い捨てを用い、受け皿なども毎回アルコール消毒しております。
・毎回患者様の入れ替えの際のベッドおよびその周辺の消毒(次亜塩素酸またはアルコールにて)
・自動ドアのボタン、受付のテーブル、待合室の椅子、スリッパ、トイレなどすべて患者様が使い次第の消毒を徹底します。
・出勤時のスタッフ全員の検温 (院長はいつも36.9℃~37℃の熱い男(^^))
まとめ
・緊急事態宣言がでてなにもしてはだめ、どこに行ってもだめというわけではありません。
・病院や歯医者など医療機関にいく。薬をもらいに行く。整骨院・鍼灸院などもオッケー。
・感染する割合が多いのは3密(密閉・密室・密集)。夜に食事や飲みに行くなどの外出は控えましょう。
・自分のことは自分が守る。手洗い・うがいがなによりも大事。触ったら洗う!
・自分より大切なひとをどれだけ思いやれるか。
お体に不安を感じたときは
これだけ毎日コロナウィルスのことばかり考えるようになると気持ちもふさぎがちになって免疫も落ちそうですよね。
当院では対策には最大限の対策をしていつもどおり安心安全な場で施療をおこなっております。
もしお体になにか不調がある場合はお電話でお問い合わせいただければと思います。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》