こんにちは。フジイ整骨院 院長藤井です。
「あ、なんか今日はちゃんとご飯食べられそうです!」
先日の患者さんが治療後に帰る際におっしゃった言葉です。
この方は40代女性。職業は介護士。
元々の主訴は首の痛みで腕にまで痛みが広がっているものでした。
1年以上前からメンテナンス治療を受けられている方で、今では初めの首の痛みや腕の痛みはたまに感じるくらいになっていました。
ところが今回治療を始める前にお話をお聞きすると「なんか体全体がだる重くって首もしんどいし、腰もしんどい。あちこちがなんせしんどいんです」とおっしゃるのです。
仕事上、体を酷使するのは前々からわかっていたことですが、今回はそんな理由ではないようです。
よくよくお聞きしていると全てはストレスからおこっている症状なのでした。
1、職場環境では無理やりに休みを取らないと自由な休みはほとんどない。
2、休みの日でもすぐ電話がかかってきたら飛んでいかなくてならない。
3、睡眠は取れているのだが深い睡眠にならないせいかすぐに目が覚めてしまう。
おまけにこの春からある会の役員をやるようになり、慣れない会議などで理不尽な意見を聞いているうちにどんどん体が悪くなっていったそうです。
それじゃ疲れるはずですよ。いわゆる五月病ともいえますね。
本当はパニックな状態なのに自覚がないんです。体の方が拒否反応を起こしてだるさを感じていたんですね。
来られた時は目も開けにくい状態でした。
わたしは何をしたのか。
- この内容をまずはすべて聴くだけに集中する
- 「大丈夫。みんな一緒です!」とお伝え続ける
- 自分で休みをとる勇気をもち、自分の時間を無理やりでも作ることを伝える
それだけです。お伝えしたのって最後だけですが。
脳が一度に処理できるタスクというのは「3」が限界と言われています。
脳のデスクトップには3つ以上おいてはだめなんです。
一つやり遂げてから一つ載せていいんです。
あれもこれもっていうのはパニック起こして拒否反応を起こしてしまうんです。
そして自分の時間を無理やり作って整理することを勧めました。
すると治療中にも表情は少しずつ和らぐとともに、バランス調整がやりやすくなり、しっかり整うようになってきました。
帰る頃には「あ、なんか明るい!」「ずっとご飯食べたくないって思ってたけど今日はしっかり食べられそうです!」とおっしゃっていただきました。
みなさんもやるべきことがいっぱいになって体に異変を起こしているならまず・・・
1、1日にやることは3つまでと決める
2、しっかり休む日をつくって自分の時間を作る
3、その時間に体をメンテナンスする
体のメンテナンスは治療だけと言わず、散歩でもいいですし、ジョギングでもいいです。温泉でも。なんでも落ち着けばいいのです。
少しでもストレスから解放されて笑顔で1日を過ごせることを祈ります。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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当院は明らかな外傷以外は健康保険を取り扱わず自費治療をお勧めしております。
自費治療では長年悩まされ腰痛やさまざまな慢性症状に対して鍼や整体・最新治療機器ハイチャージを利用した総合治療を行います。
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1日でできる人数が限られますので必ずお電話でご予約をお願いいたします。
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