何もしていないのにぎっくり腰に!7月に多い腰痛を検証。意外な理由とは?

はじめに

 

こんにちは。フジイ整骨院院長の藤井敦志です。

 

7月に入ってから、いつも通りの生活をしているのに急に腰が痛くなる方や、

 

メンテナンス治療を受けている方でも数日前にぎっくり腰のようになったという声を多く聞くようになりました。

 

今年は特にそのような声が多いです。

 

その理由や、急な腰痛を防ぐ方法について考えてみましたので、最近体調が良くないと感じる方は、ぜひ最後までお読みください。

 

 

7月になんでぎっくり腰?それには3つの理由が

 

 

気圧と湿度の差が激しくなる

 

7月は梅雨が明けて本格的な夏が始まる時期です。

 

梅雨時期の低い気圧から高気圧へと変わることで、体がついていけないことがあります。

 

これが体に大きな影響を与え、血液やリンパの流れが滞りやすくなることが一因と考えられます。

 

生活環境の変化とクーラーの使い始め

 

6月から7月にかけて、夜の蒸し暑さに耐えきれずクーラーをつけ始める方が多いのではないでしょうか。

 

クーラーの使い始めは温度設定が難しく、暑い寒いの感覚は人それぞれで差が出てしまいますよね。

 

それは自宅だけでなく職場でも。

これが体に疲労とストレスを与え、腰に影響を与えることがあります。

 

また、7月は夏休みが始まり生活リズムが変わるため、疲れやすくなり、それが腰痛を引き起こす原因となっています。

 

 

7月の胃腸の変化

 

6月、7月は東洋医学で「湿邪」と呼ばれる湿度によるストレスが高まる時期です。

 

その結果、胃腸に影響を及ぼすと言われています。

 

当院の患者さんの中にも、最近お腹の調子が良くないとおっしゃる方が増えています。

お腹を触れるとしこりのように硬くなっている方もいれば、ふにゃふにゃと柔らかい方も。

 

そのような方にお腹を整える施療を行うと腰痛が改善することがあるので、胃腸の変化には注目すると良いでしょう。

 

 

 

7月に多いぎっくり腰にならないためにできることは?簡単予防対策

 

7月は湿度や気圧、環境の変動が胃腸に影響を与える時期です。

 

胃腸を正常に保つことが腰痛対策につながります。

以下の方法を試してみてください。

 

 

胃腸を温める

 

お腹を温めることで、胃腸の血流が良くなり、腰部への血流にも良い影響を与えます。

 

温めたタオルやカイロをお腹に置くと良いでしょう。

 

ただし、おへその上を隠さないように注意してください。

 

足の経絡を軽くマッサージ

 

気の流れをあらわす足の経絡は、足の太陽膀胱系(たいようぼうこうけい)と言われ、お腹や腰に繋がる流れがあります。

 

特に足三里は胃腸の動きを良くしますので、お灸をしたり、軽くマッサージすると良いでしょう。

 

7月の胃腸を整える食事

 

おすすめはゴーヤと豚肉です。

 

ゴーヤはビタミンCが豊富で免疫力を高め、胃腸を整える効果があります。

 

豚肉にはビタミンB1が多く含まれており、疲労回復と代謝を促します。

 

わたしもゴーヤチャンプルーをよく食べています。美味しいですよね。

 

まとめ

 

今回は、7月に多くなるぎっくり腰の原因と対策について検証しました。

 

梅雨から本格的な夏を迎えるにあたり、体に大きな変動が起こることがわかりました。

 

今年の天候の変動は特に体に影響を与えています。

 

胃腸への影響も大きく、日頃から整えておくことでぎっくり腰の予防になりますので、ぜひ注目してみてください。

当院では急なぎっくり腰や長く続く腰痛でお困りの方に、適切なアドバイスや治療を行っています。

 

腰痛にはさまざまな原因がありますので、長引く腰痛でお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。

 

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

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