目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。
「なんとなく体が安定しない気がする」「立ち上がるときに違和感がある」「ジャンプや小さな衝撃が少し怖い」。
産後の女性から、このような感覚について相談を受けることは決して珍しくありません。
ただ多くの方が「産後だから仕方ない」「そのうち自然に戻るはず」と考え、違和感を抱えたまま日常生活を送っています。
ところが実際には、その不安定な感覚が思っている以上に長く続いてしまう方も少なくありません。
痛みのようにはっきりした症状ではないため、周囲にも伝えにくく、自分の中で処理してしまうケースが非常に多く見られます。
今回は、産後に感じやすい骨盤のぐらぐら感や違和感についてお話しします。
骨盤がぐらぐらする感覚は珍しいものではありません
出産という出来事は、骨盤まわりにとって非常に大きな変化を伴います。
妊娠中から続いた負担に加え、出産時にはさらに強い影響を受けます。
その結果、骨盤まわりの支えやバランスが不安定な状態になりやすくなります。
この変化は見た目では分かりにくいため、「元に戻っているはず」と感じていても、
体の中ではまだ調整が続いていることが少なくありません。
特に産後しばらくは、体が新しい状態へ適応しようとしている途中段階とも言えます。
ぐらぐらする感覚や頼りない感覚は、多くの産後女性が経験している非常に自然な変化です。
不安定感として現れやすい体のサイン
骨盤のバランスが不安定になると、その影響はさまざまな感覚として現れます。
たとえば、立ち上がる瞬間の頼りなさや、歩いているときの微妙な不安感、片脚に体重をかけたときの違和感などです。
また、日常のちょっとした動作でも「以前と違う感覚」を覚えることがあります。
階段を下りるとき、子どもを抱き上げるとき、少し急いで動いたときなど、普段なら気にならない動きで違和感が出ることもあります。
ジャンプや軽い衝撃で不安を感じやすくなるのも、この延長線上にある変化です。
「気のせい」と思ってしまう落とし穴
産後の違和感で特徴的なのは、強い痛みではないことです。
そのため「疲れているだけ」「気のせいかもしれない」と自分で打ち消してしまう方が非常に多く見られます。
ただ、不安定感というのは、痛み以上に生活へ影響することがあります。
動作に迷いが生まれたり、無意識に力が入りすぎたり、常にどこか気を使う状態になってしまいます。
この状態が続くと、背中や腰、股関節など、別の場所に負担が広がることも少なくありません。
つまり、違和感は小さくても、体への影響はじわじわ積み重なっていきます。
鍛えるより先に整えたい産後ケアの考え方
不安定感を感じると「筋力が落ちた」「鍛えなければ」と考える方が多くいらっしゃいます。
もちろん運動は大切ですが、産後の体では順番が重要になります。
不安定な状態で強く力を入れ続けると、かえって緊張が強まることがあります。
まず意識してほしいのは、力を入れることではなく、うまく力が抜ける状態を作ることです。
イスに浅く座り、呼吸に合わせて骨盤を前後に小さく揺らす。
仰向けで膝を立て、呼吸と一緒にゆっくり揺らす。このようなやさしい刺激でも体は十分に反応します。
産後の体は、強い刺激よりも安心できる刺激の方が適していることが多く見られます。
まとめ
いかがでしたか?
産後に感じる骨盤のぐらぐら感や不安定な違和感は、決して珍しいものではありません。
そして「仕方ない」と決めつける必要もありません。
大切なのは無理に鍛えることではなく、体を安心させる方向へ整えていくことです。
「なんとなく不安定」「以前と感覚が違う」「違和感が続いている」。
もしそう感じているなら、一度体の状態を見直してみることも大切です。
産後の違和感は、適切に整えることで驚くほど楽になるケースも少なくありません。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
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