5月4日(水)みどりの日。 鍼・整体・ハイチャージのたつの市フジイ整骨院です。
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【痛みは天候や湿度に影響されるんですか?】
昨晩もすごい雨と風で嵐のようでしたが、雨のふる日やその前の日に痛みが増してくると言われる方が多くおられます。
果たして本当に天気に左右されているのでしょうか?
その説を裏付ける実験をわが国で行われ、ある意味実証されているそうです。
気圧を調節できる実験施設で、坐骨神経を損傷させたラットなどに血圧と心拍数をモニターしながら気圧を変動させてみたところ、気圧を下げると血圧と心拍数が上昇し、気圧の低下と交感神経の興奮が関係していることが示されたそうです。
つまり、天気が悪くなる低気圧になると交感神経が興奮し、血管が収縮し痛みがますのではないかということでした。
それをそのまま人間に当てはまるものかどうか不明なものもあるかもしれませんが、気のせいではないということは言えるのかもしれませんね。
耳のせい
この天気による痛みですが、最近の研究では耳の内耳のせいで起こるということが判明したそうです。
内耳にある気圧センサーが天気の気圧の変化に興奮され、体に傾きがないのに内耳のリンパ液が流れるためストレスを感じ、これが交感神経の興奮につながり、痛覚の神経をも刺激を与えてしまうというものです。
対策
気圧の変化に対して交感神経が興奮して血管が収縮する。またはストレスによって交感神経が興奮し痛みを増幅する。というメカニズムから考えると、まずは副交感神経優位の状態、つまりリラックスできる環境を整えることが必要になります。
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温める
収縮した血管を広げて副交感神経優位にするにはまずは温めることでもいいでしょう。
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適度な運動
外出して少し散歩することでも全身の血流をよくすることになりますし、気分転換にもなってストレスを軽減することにもなるでしょう。
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車の酔い止め薬を飲む
内耳のリンパ液を興奮の誤動作からくる痛みなので、リンパ液の興奮を抑えるのに酔い止め薬が役に立つことがあります。
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それでもダメなら適切な医療機関へ
適切な対策をしていても痛みが変わらなかったりひどくなるようでしたら、早めに医療機関への受診をお願いします。
天気によって痛みが出てもその原因がわかっていて対処法を一つでも試して少しでも安心してもらえればと思います。
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