腰の痛みから足がしびれるのにはいくつか原因が考えられます。
まずは病院に行って相談される方が多いでしょう。
その時にレントゲンを撮って「骨が狭くなっていますね」
「ここにヘルニアが見られますのでこれが原因ですね」
「脊柱管狭窄症です」
などと言われることが多いのではないでしょうか。
目次
3ヶ月以上続いた腰痛と足のしびれを解消
これからご紹介する患者さんも同じように腰の痛みと足の痺れでお悩みでした。
このかたがどのようにお悩みを解消していったのか。
もし同じような症状でお悩みでしたらこれからのストーリーをお読みいただいて少しでも希望を持っていただきたいと思います。
薬には頼りたくない。腰痛と足のしびれでお困りだった70代女性
腰痛はたまにあったものの足のしびれまで出てきて心配になって病院で調べてもらったら「脊柱菅狭窄症です」と診断されました。
たくさんの痛みどめの薬をもらい、自宅でストレッチをやってくださいと言われただけで診断は終了。
自宅で不安な毎日を過ごしていました。
症状が変わらないまま2ヶ月以上経過した頃、苦しそうな姿を心配したお孫さんが「おばあちゃん、何もしないよりあそこの治療院に行っておいで」と紹介されたのが当院でした。
「脊柱管狭窄症って治らないんでしょ?」
はじめにおっしゃった言葉です。
すごく心配そうな面持ちでおっしゃったのが印象的でした。
「大丈夫ですよ。そのような症状の方は何人も改善していますので安心してください」とお伝えすると安心したような感じを受けました。
季節労働なのであと1ヶ月したらまた仕事をしないといけない。
このままだと迷惑をかけるかもしれないと心配だったのでした。
薬やストレッチでも治らなかった腰痛と足のしびれ。その原因とは。
朝起きるたびに右のお尻が痛くてふくらはぎがしびれてくる。
台所に行くまでが毎日辛い。
手のひらにいっぱいになるほどの薬を毎食後に飲まないといけない。
これからずっとこの薬は手放せないんでしょうか?
もう仕事はできないのかな?
いろんな不安を打ち明けていただきました。
病院でそのような診断を受けた方も改善された例は少なくありません。
もちろん改善しにくい症例もありますが、この方のお身体を見させていただいた所まだそのレベルではないことがわかりました。
この方の腰痛と足のしびれは膝と股関節の動きが悪くなっていることが大きな原因でした。
普通に立っていて、股関節を曲げずに膝を曲げることはできないです。
同じように股関節を曲げるためには膝と足首が動かないと曲げられないはずです。
関節が動かないと筋肉が硬くなり、血の巡りが悪くなるので痛みやしびれを起こしていたんですね。
鍼治療と体を整える手技を施したところ、「あ、さっきより立ちやすい!膝もちょっと曲がってきた」とおっしゃいました。
病院のドクターもその辺りはもちろんお存じだと思います。
しかし細かいところまで対応するには時間も人出も足りないのかもしれません。
「腰痛と足のしびれがなくなった!いつも通りの生活が取り戻せました」
3日目の治療日には「今朝は台所にも行きやすくなってきました」とおっしゃるまで回復していました。
今では1ヶ月に一度体を整えるメンテナンスを続けるだけでよい状態を保てるようになりました。
「一時は仕事もやめなあかんのかと思ってたけど良かったわ〜!孫に感謝や」と喜んでおられました。
いかがでしたでしょうか?
同じような腰痛や足のしびれでお悩みの方が少しでも安心して光を見出していただければと思い、このブログを書かせていただきました。
腰痛や足のしびれには病院で届かないところも関節・筋肉の治療を行うことで解消する例はたくさんございます。
今、そのようなお悩みをお持ちの方はいろいろな方法をお考えになり、ご相談いただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》