【私の歴史〜修行先①】

こんにちは。たつの市フジイ整骨院 院長藤井です。
今回からしばらくはわたしの過去を紐解くコーナーです。
 
わたしは4年制の大学を卒業した後、柔道整復師の免許を取得するために大阪の学校に行くことになりました。
そこでは下宿をして学校に行きながら接骨院で修行をさせていただくことになりました。
今回はその当時の出来事を少しお話しさせていただきましょう。
 
これを読んでいただいて接骨院で昔はこんなところだったということを感じていただければと思っています。
父親以外の接骨院を知らなかった私にとっては接骨院像をくつがえされた場所の一つでした。
 
今となっては知らない方も多いかもしれませんが、接骨院には骨折や脱臼の患者さんがたくさん来られていました。
昔は接骨院でもレントゲンを撮ることができたのです。
わたしの自宅にもレントゲンを撮る機械が置いてあり、暗室もあったので子供の頃はそこで父親にレントゲンが浮かび上がるのを見せてもらってワクワクした思い出があります。
子供ってあーいう暗い部屋でこっそりなんかやってるのって楽しいですよね。
わたしが学生の頃には法律的に禁止になったので今では開かずの扉。何があるんでしょう?(笑)
 
さて、わたしが大阪でお世話になったのは枚方市の楠葉にある柳接骨院というところで、そこで約4年修行をさせていただきました。
その接骨院でもいつも骨折や脱臼の患者さんでいっぱいで、その当時で100人近くの患者さんを診ていました。
その昔はその倍ともいえる患者さんを院長と弟子の先生方で施療されていたそうです。わたしの兄もそのうちの一人でした。
 
わたしがお世話になった時は、院長先生とその息子さんのお二人で施術されており、わたしは最後の弟子として入らせていただいたのです。
 
当時は朝から接骨院で働かせていただき、お昼の学校だったので夕方までは外出し、学校から帰ってきたらまた終わりまで仕事をするという毎日。
ほとんどの学生はそのように修行をしながら学校に行くという生活をしていました。
 
最近の学生さんのお話をお聞きすると、コンビニや飲食店でバイトしているというのがほとんどで、学生のうちに接骨院や病院に入ることは少なくなっているそうです。というより入れなくなっているのが現状なんですね。
 
『接骨院ならでは』
柳接骨院で修行させていただいたときに驚いたときはいくつもあります。
その一つのエピソードして、ある日足を怪我された患者さんが来院されました。
どうやら骨折の疑いがあるということで院長はレントゲンを撮るために病院に行くように勧めました。
レントゲンを撮って帰ってきた患者さん。それを見た院長は「あ、これ2本入ってるから病院で手術してもらい!」
膝から下の骨は脛骨と腓骨の2本あり、ほとんどは歩ける場合であれば腓骨一本くらいの骨折はよくあることですが、2本とも折れているのは重症です。
それなのにこの患者さんはどうしても手術をすることを拒み、柳先生にやってもらいたいということをきかないのです。
わたしもみていて「これは・・・あかんでしょ」って思うくらいの骨折でしたが、手厚く毎日のように包帯交換や固定の交換を行なって経過を観察し、しっかり骨がつながるまで見届け、後遺症もなく終えたのをみたときは正直びっくりしました。
 
でもこれが柔道整復師の本当の仕事なんですね。みれて本当によかったと思っています。
 
『見て学ぶ』
ずっと働かせていただいたので手技の練習などいろいろ教えてもらったのかというとそうでもありません。
当時の修行先ならほとんどがそうであるように「見て学べ」の精神ですね。
 

  • 患者さんの接し方
  • マッサージの手順
  • 触っていく手順
  • 包帯の巻き方
  • 固定の仕方  などなど

手取り足取り教えていただいた記憶はありませんが、目にはとどめておりあとで練習するということでした。
 
そんな中でも唯一院長に教えていただいたというか接した一場面を今でも強く印象に残しております。
 
それは院長にマッサージをするということです。
わたしにとっては緊張する以外の何者でもありません。
なにも教えられていないのですから。
 
いつもやっている風なことを思い出しながら真似てマッサージを始めます。
院長はとくにコメントしません。
「痛い」とか「そこもっと」とか言ってくれればまだ変えようがあるのですが、言われた覚えはありません。
ただ受けてくれるのです。
 
ただはじめの頃は終わりが早かったのだけは記憶にあり「あっ・・・なんかまずかったかな・・」って汗をかいておりました。
 
そんなこんなで徐々に長い時間受けていただくようになり、最後はわたしが勝手にやめていたように思います(笑)
 
今の施術の原点となるマッサージはここからのスタートだったのです。
 
院長から学んだこと

1、常に患者さんとは笑顔で接している

2、常に患者さんのことを考えて「あの人どうやった?」と心配している

3、仕事は一生懸命だけど趣味にも一生懸命。なんでも全力!

 
その精神はわたしも引き継いでいきたいと思えるものでした。今全部やれてるのかどうかはいつも自問自答しています。
先日院長先生の傘寿(80歳)のお祝いを先輩先生方と開きました。

院長はまだまだ現役そのもの。
今にも趣味のボクシングでサンドバックを叩きそうな勢いでした。
 
わたしも80まで現役でいれるかな。がんばっていきましょう。
次回は次の修行先です。
 
【たつの市・姫路市・太子町・山崎町で腰痛・肩こり・頭痛・膝痛・手や足の痺れ・神経痛・スポーツの痛みならフジイ整骨院】
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当院は明らかな外傷以外は健康保険を取り扱わず自費治療をお勧めしております。
自費治療では長年悩まされ腰痛やさまざまな慢性症状に対して鍼や整体・最新治療機器ハイチャージを利用した総合治療を行います。
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0791−62−4339
兵庫県たつの市龍野町日飼341-7
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井 敦志 監修)

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