[重い鍋を持ち上げると肘が痛む…外側上顆炎のサインと正しいケア方法]

はじめに

 

 

みなさん、こんにちは。

 

たつの市のフジイ整骨院、院長の藤井です。

 

 

 

冬になると、体を温めるために鍋料理をすることが自然と増えてきます。

 

ですがその鍋を持ち上げたとき、肘にズキッとした痛みが走る方が少なくありません。

 

初めのうちは「年齢のせいかな」「たまたま痛かっただけ」と軽く考えてしまうかもしれませんが、実は冬に起こりやすい理由がはっきりとあります。

 

 

 

鍋を持つ動作は見た目以上に肘に負担がかかっており、そこに冬特有の体の変化が重なることで痛みが出やすくなります。

 

今回は、そんな日常生活で起こる肘の痛みを、わかりやすくお伝えします。

 

 

 

 

 

鍋を持ち上げたときに肘が痛くなる意外な理由

 

 

まず最初に知っておいてほしいのは、肘が痛いからといって原因が肘にあるとは限らないということです。

 

むしろ、ほかの場所の影響で肘に負担がかかっているケースがとても多いのです。

 

 

 

冬の冷えは体全体の筋肉を固くします。

 

特に肘のまわりの細かい筋肉は冷えると動きが悪くなり、いつもなら問題なくできる動作でも負担が大きくなります。

 

さらに寒くなると肩がすぼみ、背中が丸まり、姿勢が前のめりになります。

 

この姿勢のまま鍋を持ち上げると、体全体ではなく肘だけで持ち上げる形になり、想像以上に肘へ大きな力が加わります。

 

 

 

また、手首の動きが悪くなっていることも大きな原因です。

 

冬場は家の中でも手先が冷えやすく、パソコンやスマホの使用が増えることで手首の動きがさらに悪くなります。

 

手首が動きにくい状態で鍋を持ち上げようとすると、本来は手首が受け止めるはずの負担を肘が代わりに受けるため、痛みが起こりやすくなるのです。

 

 

 

 

さらに、冬の鍋は具材が多くて重くなりがちです。

 

その鍋を体から少し離れた位置で持ち上げると、肘にかかる負担は一気に増えます。

 

体から離れた場所で物を持つと重さが倍に感じられるように、肘も強い負担を受けてしまうのです。

 

 

 

 

肘の痛みを放っておくとどうなる?

 

 

痛みは体が出している大切なサインです。

 

最初は鍋を持ち上げたときだけだった痛みが、放っておくと少しずつ強くなり、次第に日常生活にも支障が出はじめます。

 

 

 

例えば、タオルを絞ると肘が痛む、ペットボトルのキャップを開けられない、

 

物を持つだけで肘が重く感じる、といった症状が出る場合があります。

 

肘は小さな関節で、そのまわりにある細いすじが毎日の動きで酷使されるため、一度痛みが強くなると治りにくく、長引いてしまうことがあります。

 

 

 

また、肘をかばうことで今度は肩や手首まで痛みが広がることもあります。

 

体はつながって動いているため、一部分の負担を放置すると他にも影響が出やすいのです。

 

 

 

 

 

自分でできるケアと気をつけたいこと

 

 

肘に痛みが出たとき、まずやってほしいのは「痛みが出る動作を控えること」です。

 

特に鍋やフライパンなど重い物を持つのは数日だけでも避けると、回復が早まります。

 

痛みが強い場合は、氷や保冷剤で10分ほど冷やすとズキッとした痛みが落ち着きやすくなります。

 

 

 

少し落ち着いてきたら、肘を気にするよりも肩と背中の動きをゆっくり改善していくのが効果的です。

 

肩を大きく回す、背中を丸めてから伸ばして深呼吸するなど、簡単な動きで十分です。

 

肘にかかる負担が肩や背中にうまく分散され、肘の負担が軽くなっていきます。

 

 

 

 

 

ただし、痛みがある状態で肘を強く伸ばしたり、力いっぱいマッサージしたりするのは逆効果になることがあります。

 

また、サポーターに頼りすぎると一時的には楽に感じますが、根本の原因を改善しない限り再発してしまうことも多いので注意が必要です。

 

 

 

 

フジイ整骨院で行う肘の根本改善

 

 

フジイ整骨院では、肘の痛みがあるからといって肘だけを見ることはしません。

 

肘に負担がかかった“本当の理由”を見つけることが大切だからです。

 

 

例えば肘につく筋肉の多くは上腕骨、肩甲骨につながっています。

 

肩甲骨周辺の筋肉が硬くなっていることで肘への影響を与えていることも多いです。

 

 

また、手のひらや手首からの筋肉も肘につながっています。

 

つまり手先を使っている仕事や作業が多くなると硬くなり肘に負担をかけていることが多くなります。

 

 

治療ではこのような広い目で見ていくことでより回復を早めていくことになります。

 

 

まず、痛んだ部分にはやさしい電気を使って回復を助けます。

 

ピリピリするような強い刺激ではなく、細胞が元気を取り戻すのをサポートする非常に弱い電気です。

 

さらに肩や背中、手首の動きを丁寧にチェックし、固くなっている場所を整えることで、肘にかかっていた負担を軽くしていきます。

 

 

 

また、日常生活でどう動けば肘に負担がかかりにくくなるのか、鍋の持ち方や荷物の運び方など、再発を防ぐためのコツもお伝えしています。

 

一人ひとりの生活スタイルに合わせてアドバイスをするため、無理なく続けやすいのも特徴です。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

冬の鍋を持ち上げたときに肘が痛むのは、鍋が重かったからという単純な理由だけではありません。

 

冷えによる筋肉の固まり、手首や肩の動きの悪さ、姿勢の変化など、日常生活の中に意外な原因が潜んでいます。

 

 

 

早めに対処することで痛みは軽くなり、長引かせずにすむことがほとんどです。

 

もし、鍋や重い物を持つたびに肘が痛む、冬になると毎年同じ症状が出る…という方は、一度ご相談ください。

 

フジイ整骨院では、あなたの体に合わせた治療で、冬の生活が快適に過ごせるようしっかりサポートいたします。

 

 

 

 

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

 

 

 

お電話でのご予約

 

ご予約はお電話

までご連絡ください。

 

 

インターネットでのご予約

 

インターネットからのご予約を受け付けております。

 

 

LINEでの予約

 

LINEからのご予約も可能です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です