目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。
足の裏が痛くて当院に来られる患者さんの中には、「足を詳しく調べても原因が見つからない」という方がいらっしゃいます。
東洋医学では昔から、足の裏には体全体の臓器とつながっている場所があると考えられてきました。
これを「反射区」と呼びます。
たとえば、胃の調子が悪い人の足裏を触ってみると、土踏まずの真ん中あたりに硬いしこりができていたり、押すと痛かったりすることが多いんです。
体の中の臓器に問題があると、その情報が神経を通じて体の表面に伝わり、痛みとして感じられることがあります。
足の裏もその反応が出やすい場所なのです。
このブログでは、足の裏と内臓の関係について見ていきたいと思います。
足は悪くないのに痛い?内臓の疲れが足の裏に痛みを起こす理由
内臓と体の表面は神経でつながっています。
たとえば胃が疲れていると、その情報が神経を通って背骨に伝わり、同じ神経でつながっている足の筋肉にも影響が出ます。
足の裏の場合、土踏まずは胃や腸、かかとは腎臓、指の付け根は肺などと関係していると言われています。
ストレスで胃に負担がかかっている人は、土踏まずの上の方に痛みを感じることがあるんです。
また、内臓が疲れると血液の流れも悪くなります。
内臓への血流が悪くなると、足先への血流も悪化して、足裏に老廃物が溜まりやすくなり、これが痛みの原因になります。
胃腸・肝臓・腎臓の疲れが足裏のどこに出るか、症状の見分け方
胃や腸の不調
土踏まずの真ん中から上の方に痛みや硬さが出やすいです。
特に朝起きたときや食事の後に痛みが強くなります。
その部分を押すと「ズーンとする痛み」を感じることが多く、便秘や下痢などの症状がある人もいます。
肝臓の疲れ
右足の土踏まずから外側にかけて現れやすいです。
お酒をよく飲む人、油っこい食事が多い人、いつも疲れている人は要注意です。
押すと重くて鈍い痛みを感じることが多いです。
腎臓の不調
土踏まずの少し上、足の真ん中あたりに痛みやむくみ感が現れます。
夕方から夜にかけて足がむくむ人、トイレが近い人、腰が痛い人は、腎臓の疲れが原因の可能性があります。
自分でチェックする方法
椅子に座って、親指で土踏まずを中心に足裏全体をゆっくり押してみてください。
他の場所と比べて明らかに痛い場所、硬い場所、冷たい場所があれば、体の不調のサインかもしれません。
ただし、気になる症状がある場合は、必ず専門家に相談してくださいね。
整骨院での治療方法:足裏と内臓を両方ケアして根本から改善する
フジイ整骨院では、痛い部分だけでなく、体全体と内臓の状態も見ながら治療を行っています。
まず、いつ痛むか、どんな痛みか、食事や睡眠はどうかなどを詳しくお聞きします。
次に、足裏だけでなく、お腹を触ったり、姿勢や歩き方もチェックします。
内臓との関係が疑われる場合は、該当する場所に適度な圧をかける施術を行います。
これは神経の反応を利用して内臓の働きを良くする方法です。
必要に応じて、お腹にも優しい手技を行い、内臓の位置を整えたり、周りの組織の緊張をほぐします。
また、正しい姿勢の取り方や足裏への負担を減らす歩き方もお伝えします。
食事の見直しや睡眠の質の改善など、日常生活でできる内臓ケアについてもアドバイスしています。
まとめ
いかがでしたか?
足の裏の痛みは、足だけの問題ではなく、内臓からの「助けて」というサインかもしれません。
不規則な食事、睡眠不足、ストレスなどが積み重なって、それが足裏の痛みとして現れることは珍しくありません。
一般的な足の治療を試しても良くならない場合は、内臓との関係を考えてみる価値があります。
フジイ整骨院では、足の痛みを体全体の健康状態を表すサインとして捉えています。
足裏の痛みをきっかけに、体全体のバランスを見直して、根本から健康を取り戻すお手伝いをしています。
長く続く足裏の痛みに悩んでいるなら、それは体があなたに何かを伝えようとしているのかもしれません。
足裏の痛みでお困りの際は、ぜひ一度フジイ整骨院にご相談ください。
《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》
お電話でのご予約
ご予約はお電話
までご連絡ください。
インターネットでのご予約
インターネットからのご予約を受け付けております。
LINEでの予約
LINEからのご予約も可能です。





