[涼しいけど要注意!夏のサンダルが足に与える意外な負担とは]

はじめに

 

 

みなさん、こんにちは。

 

たつの市にあるフジイ整骨院 院長の藤井です。

 

 

 

夏の定番アイテムといえばサンダル。

 

海やプール、普段のお出かけにも大活躍しますが、「サンダルを履くようになってから足の外側が痛い」「小指の付け根が痛む」という声を耳にします。

 

 

 

多くの方は「サンダルは楽だから足に良いはず」と思いがちですが、実際には足に大きな負担をかけていることがあります。

 

特に、普段スニーカーや革靴を履き慣れている方が急にサンダルに変えると、足への負担のかかり方が大きく変わってしまいます。

 

 

 

サンダルによる足の痛みを放っておくと、歩くのが辛くなったり、膝や腰にも影響が出たりする可能性があります。

 

夏を快適に過ごすためにも、サンダルと足の痛みの関係について正しく理解しておきましょう。

 

 

 

 

 

サンダルが足の小指側に痛みを起こす理由

 

 

サンダルが足の小指側に痛みを起こす最大の理由は、足の支え方が普通の靴と全く違うことです。

 

スニーカーや革靴は足全体をしっかりと包み込んで支えますが、サンダルは足の一部分だけを固定しています。

 

 

 

この不安定な状態で歩くと、足の指に力を入れて踏ん張ろうとします。

 

特に、サンダルが脱げないように足の指を曲げて「つかむ」ような歩き方になりがちです。

 

この状態が続くと、足の外側の筋肉や関節に負担がかかり、小指側に痛みが出てきます。

 

 

 

また、サンダルの多くは足の裏をまっすぐに支える構造になっていないため、足の自然なカーブ(土踏まず)が崩れてしまいます。

 

これにより、体重が足の外側に偏ってかかり、小指側への負担が増えてしまうのです。

 

さらに、サンダルはクッション性が低いものが多く、地面からの衝撃がダイレクトに足に伝わることも、痛みの原因の一つです。

 

 

 

 

 

足に負担をかけるサンダルの特徴

 

 

すべてのサンダルが足に悪いわけではありませんが、特に負担をかけやすいサンダルの特徴があります。

 

 

 

まず一つ目は「鼻緒タイプ」のサンダルです。

 

ビーチサンダルのように、足の指の間に挟む部分があるサンダルは、足の指に常に力を入れて歩くことになります。

 

これが足の外側への負担を大きくします。

 

 

 

ですが、私は鼻緒のついたわらじを履いて過ごすことは、足指を鍛えアーチを作り上げる上で必要だと考えています。

 

ただし、鼻緒サンダルではかかとの部分が浮いているため、蹴るという動作が足りなくなります。

 

 

また母趾と示趾で挟む力が強くなると、他の指は離れようとします。

 

そのとき小指側に余計な力が加わり、負担がかかるということが起こります。

 

 

 

 

 

次に、「ストラップが少ないサンダル」も要注意です。

 

足首やかかとを固定するストラップがないと、歩くたびにサンダルがずれてしまい、それを防ごうと足の指や外側の筋肉に無理な力がかかります。

 

のちにお伝えしますが、かかとの部分がついていたり、足の甲をマジックで止められるタイプの鼻緒サンダルであれば、

 

このような負担はかかりませんのでおすすめします。

 

 

 

 

 

 

また、「底が薄すぎるサンダル」や「硬すぎるサンダル」も問題です。

 

クッション性がないと地面からの衝撃を吸収できず、足への負担が大きくなります。

 

 

 

意外に思われるかもしれませんが、「サイズが合わないサンダル」も多く見られます。

 

大きすぎると脱げないように踏ん張り、小さすぎると足が圧迫されて変な歩き方になってしまいます。

 

 

 

 

 

サンダルを履くときの歩き方の変化

 

 

サンダルを履くと、知らず知らずのうちに歩き方が変わってしまいます。

 

これが足の小指側の痛みにつながる重要な要因です。

 

 

 

まず、「すり足歩き」になりがちです。

 

サンダルが脱げないように、足を高く上げずにすって歩くようになります。

 

この歩き方では、足の筋肉を正しく使えず、外側に負担がかかりやすくなります。

 

 

 

また、「足の指に力を入れた歩き方」も特徴的です。

 

サンダルを足にしっかりと固定しようと、常に足の指を曲げて踏ん張った状態で歩きます。

 

これにより、足の外側の筋肉が過度に働き、疲労や痛みの原因となります。

 

 

 

 

さらに、「歩幅が小さくなる」ことも問題です。

 

サンダルでは大股で歩きにくいため、自然と歩幅が狭くなり、足への負担のかかり方が変わってしまいます。

 

 

 

「かかとの着地が不安定」になることも重要なポイントです。

 

普通の靴では安定したかかと着地ができますが、サンダルでは不安定になり、バランスを取ろうとして足の外側に体重がかかりやすくなります。

 

 

 

 

 

日常生活で気をつけるべきポイント

 

 

サンダルによる足の痛みを防ぐために、日常生活で気をつけるポイントがあります。

 

 

 

まず、「サンダル選び」が最も重要です。

 

足首やかかとにストラップがあり、しっかりと足を固定できるサンダルを選びましょう。

 

 

 

また、足の裏の形に合ったクッション性のあるものがおすすめです。

 

その上鼻緒がついていればもっと良いですね。

 

サイズは、足の指先に少し余裕がある程度の大きさが理想的です。

 

 

 

「履く時間を調整する」ことも大切です。

 

いきなり一日中サンダルを履くのではなく、最初は短時間から始めて、徐々に慣らしていきましょう。

 

特に長距離を歩く予定がある日は、スニーカーなどの支持性の高い靴を選ぶことをおすすめします。

 

 

 

 

「歩き方を意識する」ことも重要です。

 

サンダルを履いているときも、できるだけ普通の歩き方を心がけましょう。

 

足の指に力を入れすぎず、かかとからしっかりと着地して、足全体で歩くことを意識してください。

 

 

 

また、「足のケア」も欠かせません。

 

サンダルを履いた日は、足の疲れを取るためのマッサージやストレッチを行いましょう。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

夏の定番アイテムであるサンダルが、足の小指側の痛みを引き起こすことがあることをお分かりいただけたでしょうか。

 

サンダルは涼しくて便利ですが、足への支持が不十分なため、知らず知らずのうちに足に負担をかけてしまいます。

 

 

 

大切なのは、適切なサンダルを選ぶこと、履く時間を調整すること、そして足のケアを怠らないことです。

 

また、すでに痛みがある場合は、ストレッチや筋力強化、マッサージなどのセルフケアを行いながら、必要に応じて専門家に相談しましょう。

 

 

 

当院では、足のトラブルについても専門的にサポートしております。

 

「サンダルを履いてから足が痛い」「どんなサンダルを選べばいいか分からない」といったお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

正しい知識と適切なケアで、夏を快適に過ごしましょう。

 

痛みのない健康な足で、楽しい夏をお過ごしいただけるよう、フジイ整骨院では皆様の健康をサポートしてまいります。

 

 

 

 

 

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

 

 

 

 

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