(車の後方確認がつらい…首が回らないのは“首だけ”の問題ではありません)

はじめに

 

 

運転中に後ろを確認しようとしたときや、呼ばれて振り向いたときに「首が痛い」「動かしづらい」と感じたことはありませんか?

 

このような首の不調は、年齢や疲労のせいと片付けられがちですが、放っておくと日常生活の動作に支障をきたすこともあります。

特に注意したいのが「振り向けない」「首の片側だけ痛い」といった症状です。これらは首の関節や筋肉だけでなく、体全体の動きと深く関係しています。

 

今回は、首の可動域が狭くなる原因と、解消に向けたポイントをわかりやすくお伝えします。

 

実は私院長も車の運転で後ろを振り向くのがつらいときがありました。

 

この内容がわかってからはたまに動きが硬くなっても対処できるようになっています。

 

このような症状でお困りの方はぜひ最後までお読みください。

 

 

首が痛くて動かない…。その原因は「背中」や「肩甲骨」かもしれません

 

 

首をひねると痛みが出る、動きがぎこちない、といった場合、首の筋肉が硬くなっているのはもちろんですが、それ以上に背中や肩甲骨の動きが悪くなっていることが多くあります。

 

私たちが振り向くとき、実は首だけで動いているのではなく、肩や背中、肩甲骨までが連動して動くことでスムーズな回旋動作が行われています。

たとえば右を向くときは、右の肩甲骨が後ろへ引かれ、左の肩甲骨が前へ動くようなイメージです。

 

しかし、猫背や巻き肩といった姿勢のクセがあるとこの動きが妨げられ、首だけで無理に振り向こうとして痛みにつながります。

 

つまり、首が動かしづらいのは「首のせい」ではなく「背中や肩甲骨の動きが足りていないせい」という場合があるのです。

 

 

 

首が痛いのは首のせいじゃない!?肩や背中との“連動性の低下”が引き起こす不調とは

 

 

首の動きは単独では成立しません。首・肩・背中の筋肉や関節がスムーズに動くことで、はじめて痛みなく振り向けたり、うなずいたりすることができます。

 

このような一連の動きのつながりを「連動性」と言います。連動性が損なわれていると、どこかに無理な力が集中し、負担が大きくなることで痛みが発生します。

 

首の可動域を改善するには、この連動性を取り戻すことが重要で、体の一部だけに注目するのではなく、全体の動きを見直すことが必要です。

 

特にデスクワークや長時間のスマホ使用などで背中が固まっている方は要注意です。

 

首を動かしやすくするセルフケアと当院での施術と対策

 

 

ご自宅でできる簡単なセルフケアとして、肩甲骨を動かすエクササイズが効果的です。

 

たとえば、椅子に座って背筋を伸ばし、肩甲骨を背中の中央に寄せて10秒キープ×10回行うと、背中が自然と動くようになります。

 

痛みが強いときは無理をせず、心地よい範囲で行ってください。

 

 

当院では、首の痛みを訴える方に対し、まず姿勢や肩・背中の動きを評価し、必要に応じて筋肉の緊張をやさしく緩める施術を行っています。

 

車の運転時などの首の痛みを訴える方をチェックしたところ、多くが肩甲骨近くの背骨が左右どちらかに偏っている場合が見受けられます。

 

これにより左右の肩の動きや胸の厚みにまで左右差を起こしている方も少なくありません。

 

それらを特殊な整体術により歪みを整えて、元の体の動きを取り戻す施術を行います。

 

 

あわせて、日常生活での姿勢のクセや、再発予防のためのアドバイスも丁寧にお伝えします。

 

 

まとめ

 

 

「首が痛くて後ろが振り向けない」と感じるとき、原因は首だけにあるとは限りません。

 

むしろ、肩甲骨や背中の動きが悪くなっていることが、首に負担をかけているケースが多く見られます。

 

セルフケアで改善が見られない場合は、体全体のバランスをチェックしてみることをおすすめします。

 

 

フジイ整骨院では、痛みの出ている場所だけでなく、その背景にある動きのクセや姿勢にも注目して、一人ひとりに合わせた施術を行っています。

 

「首がつらい」「振り向けない」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

 

 

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