50代男性
腰痛及び右足のしびれで3ヶ月ほど前から悩まされていた方が3回目の治療に来られました。
「普通に歩けるようになって最初の痛みが10だとすると2か3くらいになりましたよ!」
といっていただきました。
この方は整形外科での診断で椎間が狭くそのせいで神経が圧迫されて足にしびれと感覚異常ができているとのことで、リハビリで牽引療法を行いました。
しかし、その後ますます歩けなくなり、車を降りると10mも歩くと立ち止まる、休憩してまたすぐ止まるを繰り返していました。
来院時はハイチャージをするのにベッドに寝転ぶこともできないくらいだったので座ったまま行い、鍼治療も横向きで行うことが精一杯なくらいでした。
しかし、2回目の来院時には少し感覚もよくなり歩く距離も長くなってきていました。
そして3回目の来院時にはベッドにどのような姿勢をとっても治療を受けられるまでになり、調整もやりやすくなっていました。
これから仕事が立って行うことも多くなり忙しくなる時期なので、まずは自由に歩けるようになりたいとの目標だったので、こんなにも早く達成できたと、本人の顔にも安心感が出ていました。
この治療期間の間、わたしがご本人に頼んだのは些細なセルフケアのみです。
あとは安静にせず普段通り歩いたり動いたりしてくださいとお願いしました。
「腰痛には安静」という神話は正しいのか?
多くの医師、かつてはわたしも腰痛とくに急性腰痛の場合にはまず安静にしましょうという考えでした。
その神話は崩れつつあります。
仰向けに寝て椎間板や筋肉の内圧が低くなるといいますが、実際には横向きに変えた際に立っているときの75%まで椎間板内圧は上昇しますので結局変わりませんし、半数以上の患者さんは痛みが軽くなる度合いがほんのわずかであると言われています。
そういうことからも安静が必要という理論的根拠は乏しいものです。
また研究によっても腰痛を起こした方に安静に寝ているグループと、ストレッチをしてもらうグループ、日常生活を続けてもらうグループにわけて経過を見たところ、一番回復が遅かったのは安静にしていたグループで、日常生活を続けた方が一番回復が早かったという結果がでたのです。
つまり、安静が一番だめ!
ストレッチや日常生活を送っていただく方が結果的に早く痛みから解放されるのです。
少しでも「安静にしなきゃだめ」という誤解から早く解き放っていただくようお願いいたします。
(そうはいってもぎっくり腰で動けないのに無理して動かないといけないわけではありません。もちろん少し動けるようになってから、その範囲で動けるなら動きましょう)
慢性的な腰痛には理学療法と鍼が効果があると科学的根拠にも証明されています。
(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井 敦志監修)
たつの市・姫路市・太子町・山崎町で腰痛・肩こり・頭痛・膝痛・手や足の痺れ・神経痛・スポーツの痛みならフジイ整骨院
初診料 8,000円
施術料 6,500円
当院は明らかな外傷以外は健康保険を取り扱わず自費治療をお勧めしております。
自費治療では長年悩まされ腰痛やさまざまな慢性症状に対して鍼や整体・最新治療機器を利用した総合治療を行います。
1日でできる人数が限られますので必ずお電話でご予約をお願いいたします。
0791−62−4339
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