腰痛でお困りの方へ

院長 藤井敦志

私は平成16年にたつの市でフジイ整骨院を開院し、これまで多くの腰痛患者の方々を治療させていただきました。その中で印象に残っている一コマです。
その方はお友達のご紹介で来院されました。

初診時でのお話では、
「ずっと前から腰の痛みとお尻から足にかけての痛みで困っています」
「病院で坐骨神経痛と診断されても何もしてくれなかったです」
「歩きたいのに歩いたらすぐに痛みが出てくるし、ましな時でもいつひどくなるかと心配になってあまり出かけられないんです」
とおっしゃいました。

旦那様と一緒にいろんなところに旅行へ行くのを楽しみにしている方で、時間があれば温泉に行かれるそうです。山登りも趣味で以前は長野県などの高い山も登ったりしていたのに今では怖くてそれも行かなくなっていました。

「実は昔から叶えたい夢の場所があるんです」

そんなことをポロリとおっしゃいました。わたしはなんとかその夢を実現させてあげたいと思い、腰と足の痛みの本当の原因を一緒に考え、この方もわたしの治療方針に賛同し前向きに治療を続けて来院し、自身でもできるケアを自宅で熱心に続けてきました。その結果、半年以上経って来院された際、

「先生、夢だったマチュピチュに行けてちゃんと最後まで歩けたよ!」

と嬉しそうにおっしゃいました。その時に昔から夢の場所だったのがマチュピチュだったと初めて知ったのです。
わたしはこういう方をもっと増やしたい、こんな笑顔をもっと見たいと強く思ったことを今でもよく覚えています。わたしが腰痛の患者さんに対していつもお伝えしていることをここで述べますので、ぜひじっくり読んでみてください。

腰痛の主な原因は?

腰痛の主な原因は

当院に来られる腰痛の患者さんに「どうされました?」とお聞きすると、大半の患者さんは「何にもしてないんですが・・」とおっしゃいます。みなさん原因を知りたいのですがよくわからない、これが癖になってずっと痛みが取れないのでは?という不安にかられます。

そこで病院に行きます。診察では問診されたのちあまり体を触ることもなく、レントゲンを見て「骨に異常はないから湿布と痛み止めのお薬を出しておきますので、安静にしていれば治ります」と言われることが多いでしょう。もしくは「こことここの骨の間が狭いからそのせいでしょう。リハビリで腰を引っ張りましょう」と言われてずっと引っ張っている(牽引する)けど変わらないという経験はありませんか?

「え?骨の間の狭いのが治らないのなら腰の痛みも治らないってこと?」そんな悲痛な声を医者に話せずこちらに聞いて来られる患者さんが多いです。皆さん未来が見えず不安になってあらゆるところをさまよっているんです。

腰痛の新常識

腰痛の8割は原因不明

年齢、性別、職業などを一致させた健常者46名の腰部椎間板をMRIで比較した結果、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された

これは有名な欧米の論文です。腰痛がない人にも7、8割の方にヘルニアや椎間板変性があるということは骨の変性が腰痛の原因にはならないということを証明しています。

腰痛は老化のせい?

腰痛患者の年代別分布

骨の老化、変性が腰痛に関係していることは事実ですが、それが腰痛に直結している証拠はありません。統計でもわかるように年齢が増えるとともに腰痛患者が比例して増加しているわけではありません。30代40代をピークに下がっているのが見てわかります。

筋肉にかぎって言うと運動すれば歳を取っても筋肉量を増やすことができると証明されています。そこからわかるように歳をとると回復する能力は衰えますが、腰痛になる確率が高くなるとは言えないのです。

急性腰痛には安静が一番?

急性腰痛患者186名を対象に2日間の安静臥床群、ストレッチ群、日常生活群に割り付けたRCT(ランダム化比較試験)によると、ストレッチ群は安静臥床群より欠勤日数が少ないものの日常生活群には及ばないことが判明。急性腰痛の特効薬は日常生活の維持。

こちらも欧米の論文です。「まずは安静」これはもう古い常識で、安静にすること自体がよくなろうとしている自己回復能力を遅らせることになってしまうのです。

あなたの腰痛の本当の原因とは?

ここまでお読みいただいて腰痛の原因は8割わかっていないこと、骨の変性などが必ずしも腰痛を引き起こすことはないことがわかっていただけたかと思います。
わたしがこれまでの臨床経験からわかってきたことは、日常生活やお仕事から少しずつわからないうちに体に歪みを作り出し、それがさまざまな体の痛みを引き起こしているということでした。「まくらを変えたからそれが原因ですか?」「ベッドが柔らかいからあかんのかな?」とおっしゃる人がよくおられます。そんなことより普通に生活していることこそが腰痛の原因をつくっているのです。

  • リラックスしている時ってどんな姿勢をしていますか?
  • いつも食べたいと思うものって偏っていませんか?
  • ずっと長く同じ靴や椅子を使っていないですか?

そういった生活環境が少しずつ体に歪みを作り、背骨・骨盤・股関節などの柔軟性・安定性に悪影響を与えることがわかっています。したがって腰痛の原因は必ずしも腰にあるとは限らないのです。

当院ではあなたの癖を問診と動作、可動域などの検査から探し出し、本来のあなたの動きを取り戻すことによって腰痛の改善に導きます。

当院の腰痛治療

問診

問診

当院では問診を重視していますので、あなたの日常生活など少し細かなところまでお聞きします。腰痛に関係のないことでもこれまで体に起こった小さな変化も遠慮せずお話ください。自分では気がつかなかったことも話しているうちに出てくることも多々あります。何も準備する必要はありませんし、隠す必要もありません。思いつくことを全てお話しください。

検査

検査

腰の動きだけでなく背骨一つ一つの動き、股関節、膝関節、足関節など妨げになっている動きの検査をします。

治療

当院では「全身」と「局所」の治療を行います。

ハイチャージ療法

ハイチャージ療法

ドイツ製微弱電療器「ハイチャージ」を利用し、細胞レベルでの体の変化を狙います。それによって細胞が活性化するので自然治癒力を高めることができ、その後の鍼・整体の効果を高めることが可能になります。

トリガーポイント鍼療法

トリガーポイント鍼治療

腰部の筋肉に対するポイントに鍼を施術します。その際神経痛のような「ズキューン」とくる関連痛が起こります。それがトリガーポイントなのでこの活性を鎮めることで痛みを軽減することができます。

整体

整体治療

関節一つ一つにアプローチする整体療法で、本来動くべき関節を動きやすくし、生活をしながら正常な体の動きを取り戻すことを目的とします。整体は体を整えることをいいますが、当院の整体では体を整えていくというよりは自然に整っていくスイッチをいれる整体と考えています。施術を行った直後よりも次の日やしばらく経ってから体が軽くなっていくことを実感される患者さんが多いです。そうすることで頻繁に施術を受ける必要はなくなり、いい状態を保つことができるのです。

治療計画

施術を行ったのち、調整されたあなたの体を保っていただくために、生活の中で気をつけていただくことや簡単なエクササイズをお伝えします。少しずつ自分の本来の体に戻っているのかをしばらくしてからまたチェックさせていただきます。

治療計画

当院は完全予約制です

当院は完全予約制です

当院では一人一人の患者様にあった治療方針で進めていくためにゆっくりお時間をいただいております。また当院は治療を院長が一人で行っているために1日で施術できる人数に限りがございます。そのために完全予約制を取らせていただき、ご予約をお電話またはインターネットでお取りいただく必要がございます。
当日や次の日などは予約が埋まっていることが多々ございますので、お早めにご予約をお取りいただきますようお願いいたします。

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(柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ師 藤井 敦志)