【私の歴史〜修行先②】

2018年11月22日

こんにちは。たつの市フジイ整骨院 院長藤井です。

 

前回のブログではわたしの初めの修行先である柳接骨院でのお話を少しさせていただきました。

その次にお世話になったのは大阪環状線 桃谷駅から徒歩5分にある「新井接骨院」です。

自分で患者さんを治せる手技を身に付けたいと思い、いろいろなところに見学に行ったり面接を受けに行ったりして決めたところでした。

 

ここでは約2年お世話になりました。

新井先生のおかげでわたしは今後の治療ベースとなるトリガーポイント療法を知ることとなりました。

 

それまでのわたしは前の接骨院の院長の施術する姿を見ながらたまに揉ませていただくだけだったので、しっかり触る、痛いところがわかる、治すという、治療には当たり前のこともわからないままでした。

免許も何もない学生だったのでそれが当たり前なんですけどね(^^;;

 

免許を持った以上は自分でなんとか患者さんを改善に導かなくてはならない。

そう思っていた時にこの院と出会いました。

 

新井接骨院では先生が施術をすると「あ、そこそこ!」と患者さんが必ず声を発します。悪くなっているところをピンポイントで素早く見つけ出しているのです。

その姿を目の当たりにしたときは院長が憧れの的でした。おれもそんな風な声が聞ける治療をしてみたいと思えた瞬間でした。

今でも覚えている院長からの教えで「2分で悪いところを検索しないと間に合わんよ」との言葉。

それを会得するのにわたしには10年かかりましたが・・・。。

 

治療中に院長が治療している隣のベッドから聞こえる「あ〜それそれ!いたたたたっ!」という患者さんの声に「くそ〜わからん!」と必死になって患者さんに触りまくっていた2年でした。

 

トリガーポイント療法は今ではほとんどの治療院で使われている施術法で、たとえば首や肩が痛いと訴えているけれども、本当の原因となっている筋肉は、背中の方にあったり上腕部にあったりして、その離れた筋肉のポイントに刺激を与えると、もとの訴えていた場所に痛みを感じるというものです。

新井先生は関西医療短期大学の黒岩先生にこの方法を一緒に勉強したとおっしゃっていたので、勉強会を探し出して自分で黒岩先生のところで手技を習いに行きました。

 

なかなかすぐには捉えきれないもので治療として確立するには何年もかかってしまいました。

徐々に患者さんから「あ〜それそれ!」という声が聞けるようになったときは心の中で「よっしゃ!」とガッツポーズを繰り返していたものです。

 

当時は一人の患者さんにわたしが先に施術を行い、後で院長が交代して仕上げの治療をしていたので、直接の患者さんからの声を聞くことが少なかったですが、明らかに違う治療レベルによくこの時の患者さんは我慢してくれたものだと思います。

 

新井接骨院で学べたこと

  1. 治療のベースであるトリガーポイント療法を学ぶきっかけとなった

  2. 患者さんとの会話で痛いところや悪いところを引き出すことの難しさを学べた

  3. 治療の組み立て方 どの順番で探して治療して終わっていくかを瞬時に構築しないといけない

自分で考えて治療を組み立てるというのは、当たり前なのにその頃のわたしには考えてなかったことなんですね。

お恥ずかしい限りです。

 

大阪で接骨院を続けていくには非常に厳しいものがあります。

とくに桃谷駅周辺は見える範囲に何件も接骨院があるような激戦区です。

そんなところで何年もやり続けられるのは本当に治せるところからだと思います。

新井接骨院は今でも従業員を数名かかえながら15坪の狭い治療院でがんばっておられます。

 

次は地元姫路に帰ってからの出来事です。

 

《柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサージ・指圧師 藤井敦志 監修》

【たつの市・姫路市・太子町・山崎町で腰痛・肩こり・頭痛・膝痛・手や足の痺れ・神経痛・スポーツの痛みならフジイ整骨院】

【受付】平日8時半~12時半、15時~19時

土 8時半~13時

休み: 木・土の午後、日・祝日

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【料金】

初診料 8,000円

施術料 6,500円

当院は明らかな外傷以外は健康保険を取り扱わず自費治療をお勧めしております。

自費治療では長年悩まされ腰痛やさまざまな慢性症状に対して鍼や整体・最新治療機器ハイチャージを利用した総合治療を行います。

【完全予約制】

1日でできる人数が限られますので必ずお電話でご予約をお願いいたします。

0791−62−4339

兵庫県たつの市龍野町日飼341-7

(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井 敦志 監修)


【私の歴史〜修行先①】

2018年10月7日

こんにちは。たつの市フジイ整骨院 院長藤井です。

今回からしばらくはわたしの過去を紐解くコーナーです。

 

わたしは4年制の大学を卒業した後、柔道整復師の免許を取得するために大阪の学校に行くことになりました。

そこでは下宿をして学校に行きながら接骨院で修行をさせていただくことになりました。

今回はその当時の出来事を少しお話しさせていただきましょう。

 

これを読んでいただいて接骨院で昔はこんなところだったということを感じていただければと思っています。

父親以外の接骨院を知らなかった私にとっては接骨院像をくつがえされた場所の一つでした。

 

今となっては知らない方も多いかもしれませんが、接骨院には骨折や脱臼の患者さんがたくさん来られていました。

昔は接骨院でもレントゲンを撮ることができたのです。

わたしの自宅にもレントゲンを撮る機械が置いてあり、暗室もあったので子供の頃はそこで父親にレントゲンが浮かび上がるのを見せてもらってワクワクした思い出があります。

子供ってあーいう暗い部屋でこっそりなんかやってるのって楽しいですよね。

わたしが学生の頃には法律的に禁止になったので今では開かずの扉。何があるんでしょう?(笑)

 

さて、わたしが大阪でお世話になったのは枚方市の楠葉にある柳接骨院というところで、そこで約4年修行をさせていただきました。

その接骨院でもいつも骨折や脱臼の患者さんでいっぱいで、その当時で100人近くの患者さんを診ていました。

その昔はその倍ともいえる患者さんを院長と弟子の先生方で施療されていたそうです。わたしの兄もそのうちの一人でした。

 

わたしがお世話になった時は、院長先生とその息子さんのお二人で施術されており、わたしは最後の弟子として入らせていただいたのです。

 

当時は朝から接骨院で働かせていただき、お昼の学校だったので夕方までは外出し、学校から帰ってきたらまた終わりまで仕事をするという毎日。

ほとんどの学生はそのように修行をしながら学校に行くという生活をしていました。

 

最近の学生さんのお話をお聞きすると、コンビニや飲食店でバイトしているというのがほとんどで、学生のうちに接骨院や病院に入ることは少なくなっているそうです。というより入れなくなっているのが現状なんですね。

 

『接骨院ならでは』

柳接骨院で修行させていただいたときに驚いたときはいくつもあります。

その一つのエピソードして、ある日足を怪我された患者さんが来院されました。

どうやら骨折の疑いがあるということで院長はレントゲンを撮るために病院に行くように勧めました。

レントゲンを撮って帰ってきた患者さん。それを見た院長は「あ、これ2本入ってるから病院で手術してもらい!」

膝から下の骨は脛骨と腓骨の2本あり、ほとんどは歩ける場合であれば腓骨一本くらいの骨折はよくあることですが、2本とも折れているのは重症です。

それなのにこの患者さんはどうしても手術をすることを拒み、柳先生にやってもらいたいということをきかないのです。

わたしもみていて「これは・・・あかんでしょ」って思うくらいの骨折でしたが、手厚く毎日のように包帯交換や固定の交換を行なって経過を観察し、しっかり骨がつながるまで見届け、後遺症もなく終えたのをみたときは正直びっくりしました。

 

でもこれが柔道整復師の本当の仕事なんですね。みれて本当によかったと思っています。

 

『見て学ぶ』

ずっと働かせていただいたので手技の練習などいろいろ教えてもらったのかというとそうでもありません。

当時の修行先ならほとんどがそうであるように「見て学べ」の精神ですね。

 

  • 患者さんの接し方
  • マッサージの手順
  • 触っていく手順
  • 包帯の巻き方
  • 固定の仕方  などなど

手取り足取り教えていただいた記憶はありませんが、目にはとどめておりあとで練習するということでした。

 

そんな中でも唯一院長に教えていただいたというか接した一場面を今でも強く印象に残しております。

 

それは院長にマッサージをするということです。

わたしにとっては緊張する以外の何者でもありません。

なにも教えられていないのですから。

 

いつもやっている風なことを思い出しながら真似てマッサージを始めます。

院長はとくにコメントしません。

「痛い」とか「そこもっと」とか言ってくれればまだ変えようがあるのですが、言われた覚えはありません。

ただ受けてくれるのです。

 

ただはじめの頃は終わりが早かったのだけは記憶にあり「あっ・・・なんかまずかったかな・・」って汗をかいておりました。

 

そんなこんなで徐々に長い時間受けていただくようになり、最後はわたしが勝手にやめていたように思います(笑)

 

今の施術の原点となるマッサージはここからのスタートだったのです。

 

院長から学んだこと

1、常に患者さんとは笑顔で接している

2、常に患者さんのことを考えて「あの人どうやった?」と心配している

3、仕事は一生懸命だけど趣味にも一生懸命。なんでも全力!

 

その精神はわたしも引き継いでいきたいと思えるものでした。今全部やれてるのかどうかはいつも自問自答しています。

先日院長先生の傘寿(80歳)のお祝いを先輩先生方と開きました。

院長はまだまだ現役そのもの。

今にも趣味のボクシングでサンドバックを叩きそうな勢いでした。

 

わたしも80まで現役でいれるかな。がんばっていきましょう。

次回は次の修行先です。

 

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当院は明らかな外傷以外は健康保険を取り扱わず自費治療をお勧めしております。

自費治療では長年悩まされ腰痛やさまざまな慢性症状に対して鍼や整体・最新治療機器ハイチャージを利用した総合治療を行います。

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(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井 敦志 監修)


【腰の椎間板ヘルニアと診断されてどうすればいいのかわからないと悩まれている方へ】②

こんにちは。たつの市フジイ整骨院 院長藤井です。

前回のブログでは腰の椎間板ヘルニアの実情についてお話しさせていただきました。

ヘルニアと診断されて手術しないと治らないとか、治療しても腰痛やしびれはおさまらないといった誤解が取り除けたかと思います。

 

今回は実際にヘルニアの治療とはどのようなものがあるのかについてお話ししたいと思います。

これを読んでいただきヘルニアの治療を長く受けていて変化がない人にも治療法があるということがおわかりいただけるかと思います。

 

ここでわたしが言いたいのはヘルニアの治療をするにあたって「安静にして」というのは治りを遅くしていることだということです。

 

ヘルニアの治療法についてはいくつかあると思います。

1、手術

2、薬物療法

3、物理療法

 

これらが病院などですすめられる治療法だと思います。

1、手術においては昔から骨をけずって圧迫を取り除き、中の髄核を引っ込ませる方法が主流でしたが、今では内視鏡下で行う手術が多くなっています。

これだと入院期間も短く社会復帰が早いことからオススメしている病院も多いようです。

ただし、前回お話ししたように手術に踏み込むのは全体の20%であるということを考えるとほとんど保存療法で改善するということになりますね。

 

2、薬物療法 病院で手術するほどでもないしリハビリの指示を出さないとなると「薬で様子をみましょう」になります。

痛み止めの薬と筋肉を和らげる薬、血行を良くする薬、胃腸薬などですが、しっかり薬剤師さんに相談して取りすぎるとどんな副作用があるのかなど聞いておかないと、どんどん強い痛み止めになっている可能性がありますのでお気をつけください。

 

3、物理療法ではリハビリの部屋で牽引、電気治療などが主に行われます。たまに理学療法士さんに指導されますが入院されない限りは一度きりで自宅で行う運動を教えてもらうことで終わることが多いです。

 

牽引は昔から使われていて、当然効果が高いものだと思い接骨院でも使用されている例が多いですが、ほとんど効果がないです。

筋肉が引っ張られるので気持ちよくはなりますが、決して椎間を広げて中の髄核の圧迫が取れることはありませんので間違われないように。

それならあとから述べる運動を自分で行った方が髄核の圧迫をのぞくことにつながるでしょう。

牽引と電気療法でよくなるのは、痛みの原因がヘルニアのためではなく筋肉の過緊張にあるときなのです。

 

あとは人から言われて一番やってほしくないことは「安静にしたほうがいいよ」です。

これはヘルニアだからというわけではなく、ギックリ腰などでも言えることです。

実際素直な患者さんは安静にしていてくださいと言われてほとんど家を出ないほど2ヶ月くらいじっとしていたところ、どんどん筋力が落ちてしまって外に出るのが怖くなったとおっしゃっていた方もおられました。

それでも痛みが取れず当院での治療を受けてから改善された例も少なくありません。

 

統計的にも、腰痛になった方に安静にする、ストレッチをする、日常生活どおり、という3者を比べたところ、安静にするが一番改善スピードが早かったというデータも出ております。

腰痛には日常生活どおり、いつも通りの生活をしながらも治療を続けていくことが一番ということです。

 

 

ここまで病院で行われるであろうヘルニアの治療法を書かせていただきました。

それでも経過をみていたけどなかなか改善しないという方も多いです。

 

「じゃ整骨院のような治療院でヘルニアが治せるの!?」

そう思われるでしょう。

答えはノーです。

ヘルニアという状態を治せと言われたらできませんが、腰痛は改善します。

 

前回のブログでも書いたようにヘルニアは健常者でも半分近く持っているものですし、自然に消失することが多いと言われています。

腰痛やしびれの原因はそこにない可能性の方が高いのです。

 

ですので、当院でヘルニアと診断されても腰痛が改善された方というのは、痛みの原因がヘルニアではなかったということなんです。

 

ヘルニアと診断されることで筋肉の緊張や関節の硬さなどを診られることは少ないと思います。

その細かいところをみるのが我々の仕事になりますので、これまで治療を続けてきても治らなかったのはアプローチが違っていたというだけなんですね。

 

これで腰痛の場合には安静にするのではなく、日常生活を送りながら治療を受けることが改善につながることがおわかりいただけたでしょうか。

 

最後にヘルニアと言われても治療にいくのも面倒だという方のために、努力せずにヘルニアを改善できる方法をお伝えします。

左の図のような姿勢では腰椎の前側に圧力があがり髄核はうしろにずれるイメージになります。

前かがみが多い姿勢の方は、右の図のように1時間に一度は立ち上がって骨盤のあたり(腰椎の5番あたり)に両手をおき、骨盤を少し前に押し込む要領で5秒から10秒してまたゆっくり戻すということだけやってみてください。

 

これを3回から5回するだけで大丈夫。

 

毎日続けると徐々に体に変化が現れてくるでしょう。

これくらいならどこでもいつでもできることなので気がついたらやってみることをお勧めいたします。

 

ヘルニアと言われても怖がらず、生活を楽しめるようになることを一緒に考えてみましょう。

 

それでも改善しない場合には筋肉や関節のマニュピュレーション(整体)を試されてはいかがでしょうか。

(柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 藤井 敦志監修)

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施術料 6,500円

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